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北森ペット病院


2023年2月 1日 (水)

情報を、如何にとるか

飼主さんとお話していて、

『ネットで色々情報をみるけど、何が本当の話かわからない』というやりとりが、本当に増えましたね。

 

何がfactか、わからない・・・・ということですが・・・・・・。


うれしいですね。

質問されるのは、プロとして、本望です。



実は、

(獣)医療情報というのは、

時間さえ頂ければ、簡単に調べることができます(もちろん、人間の医療と違って、あまり調べられていないのでよくわからないという結論も含めてですが)。


最近は

google先生や、DeepLがあるので、

苦手な分野も、

ある程度、短時間で調査可能です。


この前も、

ダックスの椎間板ヘルニアに針治療は推奨されるか・・・とかね・・・・。


2022年に米国でエビデンスが出ていて、

回答は・・・・、

まあいいか。


(これが探せる飼い主さんは、自信をもって良いですよ・・・)


今は、

一般の方がみる情報と、我々が探す情報では、そもそも見てる場所(情報が存在しているネット内の場所ね)が違うので、


両社間で、かなりの情報格差が出ますが、


あと10年すれば

AIが更に発達して


一般の方にも、factが簡単に手に入る状況になるんでしょうね~。


2023年1月27日 (金)

巨星落つ

一水会の鈴木先生がお亡くなりになられました。


私がまだ格闘技に夢中だった頃(観る方です)。

先生を会場で、よくお見かけしていました。


いつかお声をかけさせてもらってと・・・・・・


ある時、良い席の、お手洗いへのコースを張っていたら、確実に出会えることに気が付いた私は、


船木VSヒクソンン戦で、


意を決して、

お見かけした先生を追いかけて、お手洗いから出たそのときに



『先生、お言葉を下さい』

と言ったら


先生は

『僕の言葉より、今日の主役の言葉を贈るよ、僕も好きな言葉なんだよ』





PUNXの私は、

先生とは国家感は違いますが


先生は、道しるべの御一人でした。


さみしい・・・・。


ご冥福を心よりお祈り致します。

2023年1月21日 (土)

当院の自慢話

うれしいことがありました。


当院に関する、自慢話です。


当院のスタッフが、


なんと

米国獣医看護師協会認定獣医助手の免許をとりました。


Ava



毎週数例のケースレポートを米国の某獣医大に提出すること数ヶ月(当然英語です)。


成績が良いと、


受験資格を得ることができます。



その後、約1年当院で働きながら様々勉強をして


いよいよ試験!


150分で、100問の試験に75%以上の正解で資格取得になります。



約1年半かかりましたが、見事合格しました!


(今後は、試験による2年毎の更新となります)



日本にはそもそも無い資格ですし、日本で使用できる資格ではありませんが(米国ならばどこでもOK)、



習得した資格それ自体もすごいですが、


それ以上に、


米国の資格を、コツコツ勉強して習得した・・・・・その道のりに拍手ですね。



私と同世代の女性ですが、


やる気になったら、


年齢なんて関係ないですね。



日本人は、大学を出ると、系統的に勉強される方が本当に少なくなります。

そんなんじゃ駄目だよね!



米国みたいに、何歳からで人生に再チャレンジできる国じゃなきゃね!


人生100年だもの!


私もがんばらなきゃ。

2023年1月13日 (金)

コロナワクチンデータ③

神奈川県が、

コロナに対するワクチンの効果を発表しましたね。


全体と、高齢者に分けていますが、


ワクチン接種回数が増えるごとに、死亡率が減っていますね。


https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/covid19/vaccines/vaccine_efficasy.html


これで、

全体(神奈川県、本データ)

小児(先回記載)

基礎疾患(先々回記載)

高齢者(神奈川県、本データ)


で、ワクチンの効果(死亡率低下作用)が確認され、それが日本語でわかりやすく公表されました。



コロナで、健常者は、2%程度の死亡率。基礎疾患の方は15%程度の死亡率。このデータを考慮して、ワクチンを打つかどうかは本人の自由です。



コロナについて、

かなりわかってきましたね。


残るはロングコビットの問題ですね。



今年は、いよいよ出口戦略ですかね。

2023年1月11日 (水)

コロナワクチンデータ②、他

コロナ渦、2年ですものね。


色々コロナワクチンデータが出てきましたね。


今日は、昨日に続き、昨年末に発表された


国立感染研のデータ


小児のコロナ感染死に対するワクチンの予防効果のデータです。


https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2559-cfeir/11727-20.html


考察の項目

を見ていただくと

小児のコロナ死亡例の88%がワクチン未接種

とのこと




当初は、ワクチン接種に及び腰だった小児学会も、このデータの推移に途中で知って驚いて、接種推奨に舵を切ったんだよね。



昨日も書いたけど、


出口戦略は、プロの間では、ある程度コンセンサスがあると思うので、ワクチン派も、反ワクチン派も、乗り切りましょうね。



最後に恐ろしい論文、報告を2つ

https://www.nature.com/articles/s41598-022-27348-8


コロナのN抗原の中に、多発性硬化症の原因となる抗体と酷似した抗体を誘導する配列がある・・・という怖い論文。それがロングコビットのブレインフォグの原因だとしたら、恐ろしすぎる




https://www.sciencealert.com/covid-autopsies-reveal-the-virus-spreading-through-the-entire-body


コロナが、肺以外に、脳、心臓、肝臓、腎臓、目・・・・などに広く分布する事は既知ですが、なんと、その伝播法が未知とのこと・・・・。普通は血液を想定するけど、血中はウイルス血漿にはなっていないらしい。どうやって全身に回るの????


2023年1月10日 (火)

コロナワクチンデータ

基礎疾患のある方には、コロナ感染により、死亡のリスクが上がる事は周知ですが、


昨年末

日本透析学会が、


透析患者のコロナのリスクに対するワクチンの効果のデータを公表していました。


https://www.jsdt.or.jp/info/3856.html


ここのPDFの2Pにデータがありますが、


死亡率は、

ワクチン接種回数が上がるごとに、見事に下がっています。


0回 14.7%
1回  6.5%
2回  3.7%
3回    1.0%
4回  1.8%
5回    1.1%

 

世界の医学界としては、

(1) 幼児・小児、基礎疾患のある方、高齢者の問題

(2) 将来にわたり中枢神経系疾患のリスクが上がるなどのロングコビットの問題


を除けば



① ワクチン接種者は、感染しても軽症で済む(ハイブリッド免疫)

② ワクチン未接種は、感染しても一部は重症化するがなんとか医療で支える


の ①+②より、


集団の免疫を高めて、


なんとか季節性の感染症に落とし込む


戦略です。


なんとか今年はめどがつけばいいですね。

2023年1月 6日 (金)

業界の為の仕事

オリンパスが手を引いて、

大変なことになっている我が業界の内視鏡分野。


現在、某商社に協力して、海外製の内視鏡を国内に導入すべく、努力中。



昨年は

4年かけて、

豪州の眼底カメラを、国内に導入でました。


うれしかったね・・。



齢をとると

個人的な事より


業界を少しでも良くするような仕事がしたくなるものですね。



海外からの内視鏡の国内導入


今年の仕事の一つの大きな柱なのだ。


2023年1月 5日 (木)

本年もよろしくお願い致します。そしてゴメンナサイ。

本年もよろしくお願い致します。


そして、

以下、ごめんなさいです。


2年続けて、

体調不良等で、新患の受付をお断りさせて頂いております。

今年も、当面、それが続きます。



昨年は、毎日1~4件、年間300~400件程度、直接の来院、電話・メールでの診察のお問い合わせに対して、事情をお話させて頂き、診察をお断りさせて頂きました。


本当に、申し訳ございませんでした。


動物病院は、全科診療ゆえ、ただの食欲低下だと思われての来院が、いきなり緊急オペになることもあります。耳の痒みが、耳の腫瘍が原因ということもシバシバあり、軽症に見える病態も、最悪の事態を想定して、診察に望むのですが、


今の私達の状況では、無理をして診察を受け付けて、手術が、体調や、スケジュール的にできない・・・・なんて状況が、とてつもなく恐ろしく(実は1回ありました)


それが新患をSTOPしている理由です。



他院の状況も深刻で

コロナ渦が、

ペット飼育頭数を増やし、


多くの病院で、診察数の急増や、それに伴う手術日程の調整など、大変な状況と聞いております。


・・・・・・・・・・・・


ですが、

茂原地区の方には、良い話もあります。


我が茂原地区ですが、


噂では、


3~4人の、若い先生が、病院の事業継承や、代替わりで、新しい院長として診察をはじめる(はじめている?)と聞いております。隣接する地区でも、数件、新しい病院ができると聞いています。



この数年で、

地域の獣医療も、若い先生の台頭で、かなり活性化していくと思います。



若い先生方に、心から期待しています。


若い先生が、バリバリ診療して(そういえば、私も昔は20時間くらい働いてたな~)、負けちゃいられないな~くらいに私も元気を取り戻せたらな・・・・そういう状況を夢見ています。



というわけで、


重ね重ね、

診療をお断りした皆様方、ご期待にそえず大変、申し分けないです。



若い先生に期待して、


その後

なんとか新患再開できたら、いいな・・・・

 

 

2022年12月31日 (土)

今年の曲

毎年、この時期になると、この1年間の良く聴いた曲を振り返ってます。

ベスト5


① Talks to Rainbows (Nickey and the Warriors)
https://youtu.be/b7ZBl8NKh3g



② Big Love (Nickey and the Warriors)
https://www.youtube.com/watch?v=ghAt0nCKRBI



③ 自由の鐘(The Leathers)
https://www.youtube.com/watch?v=bAdCXOgcpWE



④ Mahler symphony No.3 VI
https://www.youtube.com/watch?v=sJw0slhUWek



⑤ BRUCKNER Symphoniy No7 Ⅱ
https://www.youtube.com/watch?v=5yDKeow15UQ



時間では、マーラー、ブルックナーですが、回数ではニッキーさんでしたね。


今年は、ピアノリサイタルも少し行きましたが、ライブハウス三昧でした。


町には、

ここからここは私の場所といった、私的な空間ばかり。


人々は、

公的な空間でも、常に間合いを計って接しますね。



ライブハウスはいいですよ~。

私的な空間が溶けますから・・・・。


大好きな音楽で、私と他者が一体になれますよ。



2022年12月20日 (火)

サンタさんへの返礼品は

クリスマスですね。

クリスマスは、キリスト教圏の風習ですが、珍しく、世界を席巻した奇習になりましたね。


クリスマスと言えば、

クリスマスプレゼントです。


子供は、小学校高学年くらいになると、プレゼントの送り主が、実は誰であるか(あったか)を知るわけですが、


それまでサンタさんからプレゼントを贈ってもらってうれしかったという『気持ち』を、どうすることもできなくて、


(今更、親に、ありがとうと言うのも変ですしね)


長じて


自分が、色々なサンタになるんですよね(当然、子供がいなくたって、サンタにはなれます)。



そういう具合に、うまく構造化された風習だったこそ、世界を席巻したんですね。


モノを贈りたい・・・・ヒトの本能ですね。



2022年12月18日 (日)

自然を家庭に入れる

あなた、幸せですか?

と問われて、

YESと答える方が、その根拠に


・家族がいる
・友人がいる
・恋人がいる
・楽しい仕事がある
・お金がある
・趣味がある

を挙げる事が非常に多い・・・・という話を聞いたことがあります。


趣味を除き、

やはり、少し偏っている感じかしますね。


私達は、自然の中に生きているわけで、これらはあくまで、人間関係限定の話。



逆に言うと、

上記の項目の『いる』『ある』が、『いない』『ない』・・・もしくは関係が壊れたら、一挙に不幸せになるということです。



自然の中に人間がいて、人間関係が成立して、社会がある・・・・幸せは、人間関係からもそうですが、自然からも得られるような気がします

。人間関係限定の幸せのえかただけだと、ドン詰まりになるような気がします。



自然・・・・花鳥風月に幸せを感じられたら、どれほど、幸せの幅が広がるだろうと思います。


ペット飼育も、本質的には、そういう効用だと思います。



だから私は

ペットは家族という言い方

よりも

家庭にペットという自然が入り込んでいるという心持ちの立ち位置ですね。


ペットといると、それだけで幸せ

2022年12月17日 (土)

怖いね~

Natureに、コロナ関連で、めちゃくちゃ恐ろしい論文が出ましたね。


ワクチン未接種で死亡した患者のご遺体を集めて、全身のコロナの分布状況を調べた論文です。


https://www.nature.com/articles/s41586-022-05542-y

 

全身にちらばっとるやん、しかも脳に・・・・・

Nature_20221217084701

ロングコビットなどは、アルツハイマーのリスクを上げるといいますが、

やはり、恐ろしすぎますね。


感染予防を今一度ですね。


ちなみに、英語だと、body and brainなんですね。知りませんでした。

2022年12月12日 (月)

私、I、Ich

『犬って私って思うんですかね?』

と、聞かれました。


『思わないと思います、言葉が無いので』

(患者減ったかな・・・笑)


『私』に相当する言葉を犬は話していないようなので(持っていないようなので)、犬は『私』とは思えない・・・・ということになります。



思えば、『私』って不思議で、


① 北森の私と、岸田首相の私は、同じ私でも違うものかどうかわからない(意識となると、同じ意識という言葉でも、違うものであることは明白)

② 語る私と、語られる私が同一だと思える

③ 体を所有している(私と、私の体は違うと思える・・・だって、所有格つけるものね、私の手とか)


この不思議な『私』を、犬さんが、自己意識として意識しているとは思えない。



まず脳内で意識が生まれ(幼児期)

その意識が私という言葉を教わり



更にその意識が私という言葉を『私』として自己意識の段階まで発達させる



犬や猫でも、人間界でいう意識のようなものはある。


だから、幼児と同程度の感情はあると思う。

だから可愛い。


でも、

私という言葉がないので、私とは思っていないと思う。


繰り返すけど、だから可愛い。



だって、

人間の争いって、全て私の争い

人間の傲慢さって、全て私の傲慢





世の中、私、私、私、私・・・・・の病気であふれかえってますからね。



私の病気はタマネギ畑、むいてもむいてもタマネギばかり(byミチロウ)


私なんてない方がいいんだよね。

(昔、言葉なんて覚えなきゃよかったって詩があったね・・・・)

2022年12月11日 (日)

今年も一年が過ぎます②

今年も、1年が過ぎていきます。

思えば今年も仕事だけの一年でした。


昨日の続きです。


15年くらい前だったかな、

某所で、ある料理人と話している時に、何が気に障ったか、


『あんたらと違って、みんな好きで仕事してないんだよ、なあ、みんな』

って言われた事がありました。

ショックでしたね。


でも


そうなんですよね。


運よく

好きな仕事につけた私には

わからない何かが、人々には、日々あるんですよね。



仕事の本質は・・・・、


(ここから先は、大好きな哲学者N先生のお言葉から一部引用)


大部分の人は、仕事に報われないのであり、それにも関わらず続けざるを得ないところに『仕事とは何か』に対する問いの、地に着いたの答えがある。


運よく

好きな仕事につけたものには

そういった、仕事の本質は、所詮わからないんですよね。


料理人は、私にそういうことが言いたかったんですね。


(昔、インテリの左翼が、わざと日雇い労働者に身をおいていた理由も少しわかる)

 

本質に向けて、日々命を焦がす人々


本質論から離れて、とにかく負け続けても、それでも好き故に一流を目指さなくてはいけない私達・・・・・そして結局、高い確率で挫折して、嫌な人間になるのだが・・・・



(ちなみに、ウルトラスポーツエリートの様に、努力が比較的結果につながりやすい仕事で一生を終えると、複雑な精神構造の人間にはなれないと思う・・・でも反面、笑顔が超素敵になる・・・・)


でも結局、

仕事に関係なく私達は死ぬわけだから、


人生は不条理で終わる。


最後は一緒さ


あと3週間、がんばりましょう!

2022年12月10日 (土)

今年も一年が過ぎます

今年も、1年が過ぎていきます。

思えば今年も仕事だけの一年でした。


仕事と言えば、

獣医師の北森さん・・・

だいたい、このように紹介される私


現代社会は、出自や身分によってではなく、仕事によって、その人の値打ちが決まるような時代だから


(馬鹿馬鹿しいけどね)


獣医師の・・・と枕詞をつけて紹介される私は、私の存在ではなく、私の生業によって、世間から少し尊敬されているのかもしれない。


いや、

尊敬というよりは、


わがままに(ただただ自分の意思で)、生きがいを感じ、好きな仕事を生業にしている・・・ように見える


うらやましさかな?


でもね、

そのように見える仕事って、



例えば

医師、歯科医師、弁護士、芸術家、職人系・・・・・

なんかそうだけど



一流か、そうでないかで判断される仕事なんですよね・・・。


(だって2流の獣医師なんて言われたくない、絶対、嫌だ)

でも

私を含む、多くの関係者は、残酷なことに、

努力しても

努力しても

その職能の中の、めちゃくちゃ狭い限られた案件の分野でさえ、


TOPには立てない。

 

一流を目指して、目指して、目指して・・・・・皆な、皆な、挫折する仕事なんですよね。


自分に負けて

他者に負けて

負けて負けて

一流には成れず


でも、自分には才能がないはずはないのでは・・・・と、納得できない、葛藤の中で、今年も一年が過ぎました。


多分、

その葛藤がなくなったときが、リタイアなんでしょうね。


さ、あと3週間、がんばります。


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