やんごとなきかたのしゅじゅつ
やんごとなきかたのしゅじゅつが終わりましたね。
医師団へのインタビューを聞いていると、マスコミは、さぞや緊張したのでは?という論調でのものが多かったようですね。
いつも思うのですが、手術(執刀)の緊張感と、スポーツ選手の例えばオリンピックの緊張感って何が違うのだろうと考えてしまいます。大体、後者のほうは、失敗を引き起こすものですが、前者では、まず緊張で失敗なんて、ありえないと思うからです。
小・中学高の頃は、これでもスポーツばかりやっていて、陸上で県大会へ行ったり(短距離やってました、カルビン・スミス命)、バレーボール(9人制ではセンターやってました。猫田さんに教わったこともあります。ザイチェフ、ロウヘイの時代です。)や、少年野球(セカンドでしたね。ドイ選手にあこがれてました。)で、市の大会の結構いいとこまでいったことがあります。
団体スポーツのほうは、緊張感はあまり覚えていませんが、陸上の方は、心臓がバクバクで、大体、練習以下の記録だった記憶があります。チッ!
スポーツでの心臓バクバクの緊張感は、どちらかというと、学会発表(研究発表)に近いのですが、
学会のほうは、私は、緊張感が良いほうに働き、聴衆が多ければ多いほど、盛り上がって話が止まらなくなります。
つまり、スポーツの緊張感は学会の緊張感に似ていますが、前者はプレイによろしくない効果を惹起し、後者は良いほうに働きます。手術は、後者に近いですが、心臓がバクバクいってアドレナリンが出る感じでもないです。
極めて困難な手術の緊張感・・・・・勿論、今回の人のスペシャルな手術と、私たちの動物の手術は比べようもないのでしょうが、体験的には、手術の緊張感は、良いほうに働くような気がします。まさに集中力が高まるような感じです。
動作の一部始終を見られる見られない、体のどこを使うか、あるいは、動作に脳がどう関わるか(反射神経がどの程度関わるか)によって、緊張感が生み出す結果ってまったく違うんだと思います。故に、緊張という言葉も、様々だと思います。
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しかし、もし、今が明治憲法下だったら、どうだったのでしょうか?
昭和一桁の親父殿に聞くと、やはり、当時はカミサマだったそうですからね。カミサマにメスを入れるというのは、やはり、それは、緊張が・・・・・。う・・・・ん。
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インタビューを受けた医師団に、N先生という内科の先生がいらっしゃいました。20年前に、社会人になって民間の研究所に勤めていた頃、あの先生は、循環の研究分野ではスター(良い言葉が見つかりません)のような方でした。それ以前は、研究分野といえば、基礎系の人間ばかりでしたが、あの先生は、臨床家であり研究者でした。臨床家がこんな研究するんだ~っとびっくりした記憶があります。あの先生の話が聞きたくて、学会に参加していました(他のシンポジウムは無視して)。懐かしかったです。
おしまい

