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2012年2月 6日 (月)

ラルク

ラルクをTVプログラム・music loversでみました。もうあのスタイルで20年やっているんですね~。2011年の曲を取り上げていたので、感心、感心。

ロック(ポップスも)は、詞(歌詞)の面から、2つに分類されます。

中島みゆきさん系と、松任谷ユミさん系です。

前者は、詞の出発が本人で、意思を表出するもの。後者は、時代や世代や社会や風景を客観的に映し出そうとするものです。

中島みゆきさんの歌に『ファイト』という曲がありますが、あれは、中島氏個人が内面に問いかけている歌詞です。コンサートでは比較的聴衆は静かに聴きます。おそらくあの曲を長渕ゴウ氏が作ると、聴衆は大盛り上がりでしょう。長渕氏はあの感情がなくても、同じような曲を大衆に提供できると思いますが、中島氏はそのような心のの立ち上がりが無いと書けない様な気がします(なので長渕氏は後者)。

松任谷さんの古い曲で『瞳を閉じて』という曲があります。私もこの曲を聴くと、遠い故郷を思い出しますが、彼女は東京のお嬢様。いや~、実体験がないのに、よくこんな曲書けるよなと感動します。

どちらのタイプが良いとか悪いとかではありません。聞き分ければ良いのだと思いますが、彼らの経時的な変化(売り上げ、歌詞の変化)を見る場合に、そのような分類をしてから、楽しむのも一興です。

多分

前者は、言うことが無くなったら引退でしょうし(ロックバンドの解散や、カート・コバーンのようなロッカーの自殺はだいたいこのパターン)、

後者は、歌詞が時代を捉えられなくなったら、売り上げ下がると思います。

さて、ラルクです。

彼らは後者に属するバンドです。私たちの若い頃で言う、マダムエドワルダーとか、サディサッズとか、アサイラムなどのバンドの系譜にのると思います。当時はポジティブ・パンクとか呼ばれていました。少しインテリな、デカダン好きの文学少年少女に支持されていましたが、世はバブルですからね、デカダン気取っても、(今と違って)、就職は引く手あまた!そりゃ、社会人になったら、肌があわなくなりまする。私も好きでしたが、大学の生物学のオドロオドロしさの方が歌詞の上をいくわけで、ハシカみたいに、一度かかって、二度と心にひっかかることはありませんでした。

ファンに、耽美的で、デカダンな王国を提供するのが、彼らの真骨頂です。

で、ラルクですが、

20年選手ですよね~。あのデカダンな歌詞で20年やるって、凄いですね。まさに失われた時代が故、なんでしょうかね?

- XXX - ラルク

Feel 愛しい ほどに ねぇ 感じる so dizzy

Feel 切ない 息を忘れるほど oh oh oh

ねえ 醒めない 夢へと沈めて my wish

ねえ いつか羽化して蝶になったら oh oh oh

Daring もう帰れない

・・・・・・・

ねえ、瞳 閉じたらきっとこれが oh oh oh

ラブソングに蝶と瞳を登場させるパターンは王道ですね。サナギから蝶への羽化と 醒めない夢のシンクロ・・・・王道っすね・・・・でも、40歳すぎるとちょっと、つらいな・・。

- stop girl - ミチロウ

激しい光のなかで

二匹の虫が目を焼いた

いまさら跳びたとうとは決して思わない。

stop girl

嫌だといっても愛してやるさ

この歌詞の虫は、きっと蛾ですよね。さなぎからKISSで蝶に変わるというラブソングよりも、圧倒的な世界に視覚を失い飛べなくなった蛾の例えのほうが、私は好きですね。

まあ、でも20年か・・・・凄いですね~。尊敬します。ぜひオヤジを感動させる耽美な歌詞をお願いします。

ちなみに、良く取り上げるミチロウ氏は、分類学上、前者に入ります。ミチロウ、タクロウ(吉田)、キヨシロウは、全て前者で、この三人を、日本の三大郎と言います。覚えておきましょう!キヨシロウは咽頭ガンで死に、タクロウは肺がん、ミチロウは胃潰瘍・・・・ロッカーよくかかる3大疾患ですのでこれも覚えておきましょう!おしまい!

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