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北森ペット病院


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2017年12月30日 (土)

A Harf Century Boy

こんにちは。北森ペット病院・北森です。当院ブログに来ていただき、感謝いたします。


今日は独り言です。


実は、今年は、自分にとって記念すべき年(歳)でした。あえて言いませんが、タイトルからわかりますね。


思えば、30数年前のある日、ある作家の『フロンティアを探せ』の一言との出会いが、私の人生を変えました。


高校は進学校で成績もある程度優秀で、大学の選択肢は多々ありましたが、自分が一体何者になりたいのかわからず、日々悩んでしました、本当に・・・・苦しかったです。決して、初めから獣医学部を選択していたわけではありませんでしたし、理科も、生物は選択していませんでした。


告白すると、一度受験に失敗していますが、初年度は獣医学部を受けたわけではありません。なにせ直前までバンド活動が楽しく、受験に(将来に)しっかり向き合っていませんでした。適当に選んだ学部の受験当日も、合格したらどうしよう~と逆に悩んでいたのくらいですから・・・・・ちなみに仲間は、『お前、ロッカーになるんじゃないの?』って言ってましたね。そう言えば大学の時もそんな風に言われたことがあります・・・・おかしいな~。


それで、見事に受験に失敗し(逆によかったんですね)浪人していた頃、『バイオ』という言葉が出始め・・・・今で言うと『AI』ですかね・・・・その奇妙な英単語に、私は、とても魅惑を感じていました。


それで、上記の作家の言葉との出会いです。


バイオとフロンティアという言葉が結びついた瞬間です。生命現象の解明にフロンティアがある・・・・・それで動物好きでもあった私は、獣医学部を受験することに決めたのです。


直感でしたね。


今でも、獣医学部を受験しようと思ったあの日の事を鮮明に覚えています(わざわざ写真館で写真をとったくらいですから・・・後述)。


幸いにも2浪はせずにすみました。


大学でも、とにかくフロンティアが私のキーワードで、研究室も、当時、もしかしたら獣医で世界で初めてノーベル賞を取るのではないかと言われた先生の系列に入り最先端の研究をしました。細胞内情報伝達系の解析・・・・・とにかくフロンティアでした。



紆余曲折があって現在に至りますが、直感のあの日から今まで、一直線に何かが繋がっているような気がしています。


不謹慎かもしれませんが、病気の新しい知見、新薬の開発、独創的な医療機器・・・まさに私の周りで、新しい世界が毎日のように湧き出て広がって行きます・・・・今だフロンティアに立っているという感覚が私を覚醒させます。


あの時のまま・・・・・・・A Harf Century Boy・・・・・・・です。

Imgp2787

決断のあの日の思いを封じ込めた一枚(受験の願書に使用しました)


2017

合格の記念に買ったセカンドバック(死語?)。ロンシャン 当時 6万だったな~。有り金すべてはたいて、広島そごうの1階のショップで買いました。ケース棚の3段目にありましたね。いまだ健在です。

201713

Harf Century boy (笑)




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