コンサート(バッハ生誕の日にバッハで論文)
北森ペット病院・北森です。当院ブログをご覧頂き、感謝いたします。
3/21は、バッハの生誕の日でしたね。わが茂原では、この時期恒例の、茂原ピアノ協会主催のピアノリサイタルがありました。
今年は、福間 洸太朗さんでした。
昨年は、牛田智大さんで、北海道や関西からの方もいらっしゃいました。今年も県外からの方も多数いらしたようです。毎年、こんなのどかな町なのに(小さい声で)、ビックネームを呼んでくれる協会にはとても感謝します。
偶然にも、バッハ生誕日に素晴らしいバッハが聴けるなんて、最高でしたね。
クラッシックコンサートって男性、若者は苦手なのか、会場の90%は女性。年齢層は高めで、いかにもピアノを習っていそうな子供はいましたが、20代~30代の方は、ほぼいなかったですね。
私は、ピアノリサイタルには論文をもっていくことが多く、優雅な音をバックに、小難しい話を読むのが至福です。旅行に本をもっていく気分・・・・・いや、昔の王様になった気分かもしれませんね。
ちなみに今回は、猫の白毛遺伝子の論文を読んでました。
猫は、
① アルビノ (一般の動物にも多い)
② W遺伝子の存在 (猫に特徴的)
Wが変異型で優性遺伝で白毛(wが野生型でwwのみ非白)
③ C遺伝子の変異 (ウサギでも報告あり)
で、白毛が出ます。
面白いのは③のC遺伝子の変異。変異があると、メラニン色素をつくる能力(酵素活性)が変化します。温度感受性になるのです。つまり、気温の差によって、白の出方が変わってくるのです。シャムとバーミーズの一部で見られる現象です。
・・・・・てな話を、極上の空間で読んでました。
眠れぬ夜は、バッハのゴールドべルグ、グールド新番の方で(ベタですが)
https://www.youtube.com/watch?v=g7LWANJFHEs&list=PL9F5874138E49F2DF