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2018年3月21日 (水)

現代における格闘技を習う意味

北森ペット病院・北森です。当院ブログをご覧頂き、感謝いたします。


相撲、レスリングと、格闘界の話題が続きますね。今日は、現代における格闘技を習う意味について書きます。


学生時代、シュガー・レイ・レナード、マーベラス・ハグラー、ヒットマン・ハーンズの戦いに興奮したものです。社会人になっても、舟木選手がヒクソンに負けた現場にいましたし、総合格闘技黎明期のビックゲームにはホボホボ会場に通いました。それほど、格闘技好きです。


パートナー、小学生の愛息も空手をやっているので、身近に格闘経験者も多いですし、中学からは柔道が必須科目になるとかで、子を持つ親としても格闘技がより身近になります。


さて、常在戦場ではない現代人にとって格闘技を習う意味とは何でしょうか?


思うに、格闘技をやっているヒトも、ほとんど間違っていると思います。


子供に聞くと、強くなりたいから・・・と答えます。多くの方も、たぶんそうでしょう。でも、それは間違いだと思います。


格闘技は、負けてはいけません。しかし、世界一にならなければ、負ける可能性は常にありますし、例え世界一と言われる各種格闘技のチャンピオンでも、体調不良の時は弱いでしょう。さらに言えば、1週間くれれば、たぶん誰でもチャンピオンに勝つチャンスはあります(モチロンNOルールで)。


つまり負けてはいけない格闘技ですが・・・・・・必勝なんてありないのです。


でも必勝は無理でも、負けない様にすることはできます。


それは、戦わないことです。如何に、勝負にもっていかないかが負けないこつです。当たり前ですが。


格闘技の習得を通して身体感度を上げる・・・・・・・、如何に邪悪なものに出会わないようにするか・・・・・例えば、あの角を曲がると危険そうだから避けようとか、この人は危なそうだから深い付き合いを止めようとか・・・・・・・そう言った感度を高めることが、実生活における、格闘技習得の王道だと思います。


そう言う意味では、レスリング協会の女性の副会長さんのあの記者会見の態度は、間違いです。あの態度じゃ、敵が増えるばかり・・・・つまり戦わなければいけないシチュエーションを自ら増やしているばかりですからね。


格闘技の世界の人も、格闘技の現代的意味を理解していないんですよね。



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