体を鍛えることとは(生物学的な構造)
北森ペット病院・北森です。当院ブログをご覧頂き、感謝いたします。
先だって、有名な格闘家が若くして亡くなりました。格闘・ボクシング・プロレスファンの私としては、悲しいかぎです。
さて、数年前も三沢さんという天才プロレスラーが、試合中の悲劇でなくなりました。
意外と、格闘家・・・・・いや、スポーツエリート全般、早死に傾向ですね。
早死にしないまでも、例えば、アメフトの選手の脳のダメージの蓄積はそうとうひどいらしく、米国医学会も警鐘をならしています。
スポーツエリート・・・・・彼らは、体を鍛える(鍛えすぎる)が故の、過酷な運命を背負っています。
体を鍛えるということは・・・・例えば痛みに強くなる、重いものを持ち上げられる、長時間の運動に耐えられる・・・・・・というのは、
見方を変えると、痛みの神経を鈍化させるということです。
ボクサーが殴られて痛みを感じては試合になりませんし、重量挙げの選手が重いと思ったらバーベルを挙げられませんし、アメフトの選手が、タックルの毎に失神してたら、ゲームはSTOPします。
日常で生じる 痛みや不快を感じる知覚神経をマヒさせて、過酷な状況に体を適応させるのが、体を鍛えるという裏側からの見かたです。
三沢さんにしても、通常の人間ならば、動けなかった状態で、試合に出場していました。それが、体を鍛えるということなのです。
先だって亡くなった格闘家は若くしてのがん死でした。
詳しいことはわかりませんが、一般人が感じる体の不快や痛みを克服できるからこそ、発見が遅かったのだとしたら、それは体を鍛えた故の悲しい出来事ですね。
RIP
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