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北森ペット病院


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2019年7月26日 (金)

クローン(コラム更新)

北森ペット病院・北森です。当院ブログをご覧頂き、感謝いたします。


コラム更新されました。


クローンについてのコラムです。NHKで取り上げられるなど、クローン猫、クローン犬が一部で話題です。


今回は、クローンの話の前に、まずは、クローンに関わる様々な概念・・・・・・・遺伝子、ゲノム、DNA、染色体・・・・・の違いについてのお話を書いています。


https://wannya365.jp/article/column/569



クローンの話はともかく、遺伝子の意味を知ることは、今後の医療を理解するうえでとても重要ですから、ぜひそういうイメージで読んでは欲しいです。



ところで、かのアインシュタインは、生物学(医学)は科学じゃないと言って、大嫌いだったんですよね。



科学は、言ってしまえば、物質と物質の関係性を示すものですが、関係性がを示すとき、関係性が公式化されないと精密科学とはいえませんね。公式とは、目に見えないもので現実をコードするということですね。



エネルギーとか、質量とか、まさに物理学は精緻の科学で、ゆえにアインシュタインは、公式のない生物学がばかばかしく思えたんですね。



さて、病気は、ほぼほぼ遺伝子の変異です。遺伝子は、体の構成成分であるたんぱく質を作ります。体には膨大な種類のたんぱく質があって、様々な機能をになっています。だから、ある日突然、遺伝子の変異で、たんぱく質が変化すると、病気が発症するのです。



21世紀、病気を、遺伝子 - たんぱく質 という目に見えないものでコードする段階にようやく生物学(医学)は、入ったのです。



次は、遺伝子の変異をいかに公式化するかですね。



しかし、物理学も結局、あるものを公式化すると、その公式を担う概念は、何で公式化するかと・・・・・延々細分化されていくわけですね。



つまり、物質は、どこまでいってもさらに小さい物質に分割されるわけで、結局、現在の世界を把握する仕方では、永遠に世界は把握できなんですよね。



AはBでできている。BはCでできている。CはDでできている・・・・・・・・・。



世界を細分化して把握しようと試みるのは、理性の病気かもしれませんね。



あ、この場合の病気は、文学的な意味で、遺伝子は関係ないです(笑)


 

当院youtube (世界に発信しています。全て飼主の同意は得ています。世界初の動画も有?)
https://www.youtube.com/channel/UC9qDMRC15D_O2tdFiUbnr2A


ここでコラム書いてます
https://wannya365.jp/writer/detail/11


北森ペット病院(千葉県茂原市)
https://www.kitamori-ac.com/

 

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