眼科コラム更新
眼科のコラムが更新されました。
イヌの加齢と眼科疾患に関するコラムです。
https://wannya365.jp/article/health/677
遺伝性の疾患や、白内障手術など特殊な手術を除き、一般眼科は、獣医では町医者の領域ですから、日々研鑽を続けています。
獣医療では、他の診療科に先駆けて、眼科と皮膚科で専門医制度が認知されました。それは、両科ともに、目で見て診断できること、また、比較的簡単に機器を応用して、画像や計測で判断できる診療科故だからだと思います。
ただ、かれこれ20年間、獣医領域では、眼科も皮膚科も、相変わらず参考書は、写真ばかりで(病気の図鑑)・・・・・・目で見えるアドバンテージからの進歩が少ない・・・・・こんなんじゃ駄目ですね。
コラムを書くにあたって、犬に多い乾燥性角膜炎がらみで、ヒトのドライアイを調べていると、ヒトでは角膜の障害具合によって薬剤を使い分ける研究もされていて、さすが医学は違うな~と感じました。
http://www.dryeye.ne.jp/tfot/index.html
数十年前、志有る先輩獣医師は、医学部へ行き、先端医療を学び獣医の世界にその技術を持ち帰りました。その方々が、専門医になり業界をリードしてきましたが、現在、その専門医に学んだ若い専門医は、昔のような医学からの遅れをまったく知らず、専門医然として、これが獣医臨床の進歩を阻んでいます。
よくあるパターンが
医学部で先端医療を学んだ事もないのに、(自称)二次(専門)病院たてるとかね・・・・大笑いですね。
ひりひりとした遅れを感じるものにしか、進歩はないと思いますね。
その遅れって、無知の知ですね。
当院youtube (世界に発信しています。全て飼主の同意は得ています。世界初の動画も有?140動画あって、ジャンプが遅いっす)
https://www.youtube.com/channel/UC9qDMRC15D_O2tdFiUbnr2A
ここでコラム書いてます
https://wannya365.jp/writer/detail/11
北森ペット病院(千葉県茂原市)
https://www.kitamori-ac.com/
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