私をめぐる問題②
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『私』をめぐる問題②
私の『私』と、あなたの『私』が同じならば、個性はどこにあるのかという問題がある。
しかし、
個性は、私の個性であって、私の所有挌。私の中の個性という言い方はしない。多分英語でも・・・・・と言う事は、私のボールぺンと同義で、私の外に存在するもののような気がする。
現に、個性って、
運動能力や、外形的な美しさや特徴(髪型や美人とかね)で、身体に依存するものが多い。考え方が個性的という表現もあるが、それは脳の(処理能力の)問題だと思う。『私』がいなくたって、脳は機能する・・・・夢がそうだね・・・・から、考え方は、私には関係ないと思う。
世界に一つだけの花・・・という、しごく当たり前の歌があるけど、
生物学的にまったく同じものは存在しないから、(遺伝子が同じでも、まったく同じ表現形にはなりません)、花は当然一つ一つ全て違います。
でも花には私はないし、思考しないから、
あの歌は、外見が・・・目で見える表現形態が・・・・・個性だと歌っているわけで、
私には、あの歌が、作者の潜在意識にある個性の存在場所を言い得て妙な歌・・・・ブラックな歌・・・・に聞こえてしょうがないですね。
さて、そういうわけで、世の中には数十億の同じ『私』がいるわけで、だからこそ、私の『私』は、あなたの『私』の痛みや悲しみや喜びに共感できるし、例えば、逆に同じ『私』が発言する政治的な違いに腹が立つのだと思う。
どうしてお前はそうなんだという怒りは、どうしてお前の『私』の発言する、私の『私』の発言と違うのだという違和感から来てると思う。
毎日膨大な人間が死んでいくわけだけど、
同じ『私』が消えていくのならば、何を『私』は恐れるんだろうか?
だって、『私』は何度も死を経験しているわけだから。
なかなかわからんね。
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