ノーべル賞報道の気持ち悪さ
ノーベル賞の発表の時期ですね。
私にとっては、この時期は、自分の生きている証を確認する時期です。
さて、今年の医学生理学賞、HIFでしたね。
まだ、まだ、医学賞の内容には十分ついていいける、52歳の私です。
このHIFの話、数日前のブログで紹介しましたね。まさか、まさか、タイムリーでしたね。
http://kitamori.air-nifty.com/blog/2019/09/post-9c9c95.html
さて、毎年、ノーベル賞の報道に思うことがあります。
ニュートンやアインシュタインのような、人類の平均的な進歩の延長線上にはないような特異な発見をした人は別ですが、ノーべル賞といえども先人の仕事のの延長線上にあるもの。別に山中先生じゃなくても、誰かが見つけるべくして見つけたわけですね。
結局、好きで好きでまじめに真摯に仕事をした人間の上にたまたま輝く栄光・・・たまたまと言うのは、才能のギフトも含みますが・・・・がノーベル賞です。
なので、ヘラヘラ、『よかったですね~』なんて受賞者を報道する姿勢が、毎年気持ち悪くてしょうがないです。
研究所時代も、臨床獣医の世界も、好きで好きでまじめに真摯に取り組んでいる人間は、カキピーのピーナッツの割合。
この時期、毎年話題になる村上春樹も、
3割のまじめな人間で世の中支えられている・・・なんて事を書いていたと思います。
ノーベリストは、まじめに働いているいる人の象徴で、ともに歩いて行く人ですから、ヘラヘラじゃなくて、真顔で、しっかり歯を見せずに報道してほしいですね。
(まあ、ピューリツァ賞目指してない、顔だけ報道マンやアナウンサーには無理か、馬鹿だものね)
生きている証を確認するというのは、そういうことなんです。
医学、化学、物理、文学、経済、平和活動・・・・・・・まだまだこの時期、自身の仕事、趣味に関係する分野のノ-べル賞の内容が少しでもわかれば、それは、やはりまじめに生き続けている証の一つですね。
私も、まだ、『イグ』ノーベル賞、諦めてませんからね。
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