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北森ペット病院


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2019年10月17日 (木)

助けると、助かる

助けると、助かる


他動詞と、自動詞。


普段は、獣医師として助けて、


こんな自然相手の災害のときは、助かる(助からない)立場になります。



さて、


な~んも被害を受けていない私ですが、


災害の報道番組をみていて、


ちょっと気になった言葉を発見!



それは、かろうじて助け出された初老の方が、


こんなに自宅に水が入ってくるなんて、1%の可能性くらいしか考えてなかった!


って言葉。


ああ、そうか~って思ったね。



他動詞のときの私は、1%の可能性を、100%の発生率で考える仕事をしています。

 

1%の発生率の病気も、起こる場合は、起こるんですから100%ですね(当たり前ね)。



災害と病気・・・・・・


病気を、身体という個人的なテリトリーに起こる災害と考えれば、

 

(何千万のペットのうち、私のペットに起こる病気は、もしかしたら100年に一度の災害かもしれない)

1%の可能性が100%起こることなんて、しばしば見ている、私です・・・・・・・・




思うに、


災害のときは、


自動詞より、他動詞になったほうが・・・・・身内を助ける、ペットを助ける、いやいや、自分自身でさえも助かるではなくて助ける・・・・・・というモードになったほうが、感度が上がるかもね。



1%の発生率の(災害)病気も、起こる場合は、起こるんですから100%



そんなことを、つらつら考えました。




名医とか、真の武道家は、きっと災害時に助かる確率が高いと思いますね。だって、パニック映画で、助かるヒト、活躍する人の設定って、そんな感じでしょ?


さて、私は、次回来る大災害のとき、助かるのか・・・・自分を、誰かを、助けられるか・・・・




当院youtube (世界に発信しています。全て飼主の同意は得ています。世界初の動画も有?150動画あって、ジャンプが遅いっす)
https://www.youtube.com/channel/UC9qDMRC15D_O2tdFiUbnr2A


ここでコラム書いてます
https://wannya365.jp/writer/detail/11


北森ペット病院(千葉県茂原市)
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