助けると、助かる
助けると、助かる
他動詞と、自動詞。
普段は、獣医師として助けて、
こんな自然相手の災害のときは、助かる(助からない)立場になります。
さて、
な~んも被害を受けていない私ですが、
災害の報道番組をみていて、
ちょっと気になった言葉を発見!
それは、かろうじて助け出された初老の方が、
こんなに自宅に水が入ってくるなんて、1%の可能性くらいしか考えてなかった!
って言葉。
ああ、そうか~って思ったね。
他動詞のときの私は、1%の可能性を、100%の発生率で考える仕事をしています。
1%の発生率の病気も、起こる場合は、起こるんですから100%ですね(当たり前ね)。
災害と病気・・・・・・
病気を、身体という個人的なテリトリーに起こる災害と考えれば、
(何千万のペットのうち、私のペットに起こる病気は、もしかしたら100年に一度の災害かもしれない)
1%の可能性が100%起こることなんて、しばしば見ている、私です・・・・・・・・
思うに、
災害のときは、
自動詞より、他動詞になったほうが・・・・・身内を助ける、ペットを助ける、いやいや、自分自身でさえも助かるではなくて助ける・・・・・・というモードになったほうが、感度が上がるかもね。
1%の発生率の(災害)病気も、起こる場合は、起こるんですから100%
そんなことを、つらつら考えました。
名医とか、真の武道家は、きっと災害時に助かる確率が高いと思いますね。だって、パニック映画で、助かるヒト、活躍する人の設定って、そんな感じでしょ?
さて、私は、次回来る大災害のとき、助かるのか・・・・自分を、誰かを、助けられるか・・・・
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