今年を振り返る②
今年を振り返るその②
今年は、獣医療分野における貢献をした年でした。
初めの10年は自分の為
次の10年は病院の為
最後の10年は獣医療の為
に人生を捧げる。
奴のマインカンプのまねですが(笑)
その最後の10年の最初の年でした(10年はあくまでシャレで、あと20年以上は働きますよーーーーー)。
① 世界に先駆けて、高度な心電図検査を臨床応用しました(現在英語論文作成中)
現状、国内獣医がやっている心電図検査はローテクで、情報量が少なすぎます。解釈も間違いだらけで、2018年に出た高名な先生のマニュアルも嘘ばかりですね。なんとか医学の初学生並みには水準をあげたいです。イタリアとの競争ですね。
② 国内で初めてとなる自宅での飼主による不整脈の検査に成功しました。
このテクノロジーを利用します。
③ おそらく世界で初めて、心臓の中のフィラリアの3D撮影に成功しました。
④ 心臓腫瘍の4Dエコーの動画撮影にも成功しました(世界初かな?)
⑤ 犬の胎児の4D撮影に成功しました(世界初かな?)
(膀胱結石)
(胆嚢疾患)
(膀胱炎、尿石症、粘膜剥離)
⑦ 猫の膀胱鏡を使い始めました(雌だけですが)
(ドイツの世界最小経の内視鏡です)
⑧ 皮膚科に、人医並みのテクノロジーを導入しました
(皮膚科エコー)
(ダーモスコピー)
皮膚科ほど、ひどい状況はないですね。なんちゃって認定医が、シャンプー売って儲ける・・・・アホか!パターン認識で疾患を鑑別するのは良いですか、認識は、認識する主体の問題が大きいというのを忘れてますね。
⑨ レプトスピラの総説を書きました(5年は使えるマニュアルかな)
TOPクラスの医学研究者にご指導頂き、総説を書きあげました。5年は使えるマニュアルになったと思います。改めて、レプトのワクチンでくってる業界が、レプトのことに無知で、専門家なんて獣医に誰もいないことに気が付きました。
⑩ カプノグラムのメインストリームとサイドストリームでのデータの違いを発見しました。
来年も色々やります。
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