書を捨てて、生徒や患者になろう!
書を捨てて、生徒や患者になろう!
さて、
たま~に、動物病院をうまく経営するには?
みたいなインタビューをうけます。
小さな町の看護師もいない、こんな小さな病院の獣医師に、それ聴くか?・・・とは思いますが、
髪の長さと、まじめさでは、他の獣医師にはまけないので、ね。
当院の仕事におけるキーワードは
① クリエイテビティ
② ホスピタリティ
③ マネージメント
です。
これを如何に自分でまじめに考えるかが、病院を楽しくやるこつだと信じています。
(儲かるかどうかは知りませんが・・・・・)。
考えると言っても、本を読んで、わかるわけないです。
私は
① クリエイティビィを考えるには、
習い事を始めたらよいと思います。
一度、先生の立場から、生徒の立場に自分を落とし込むことで、初心にもどって、学ぶとはなにかがわかります。好きで、学ぶということがどういうことかを実感しないと、クリエイテイビティは発揮できません。
② ホスピタリィを考えるには、
自分が患者になることです。
私は、総合医の主治医、専門医の主治医がそれぞれいますが、患者の立場にたつと、色々見えることがあります。こういう言葉で、自信になるんだとかね。主治医がいないならば、今こそチャンスです!とっとと風邪でも引いて、コロナでしょうか?って聴いてみましょう!ホスピタリティが出ますよ(笑)
③ マネージメントを考えるには、
歯医者にかかってみましょう。
マネージメントというのは、チームで仕事をする際、他者のパフォーマンスを如何に最大化するかのミッションです。良い歯医者は、衛生士さんの働きが半端ないですから。逆に、獣医業界をみてくださいよ~、長年働いているAHTいないでしょ?技術に深さは無いでしょ?獣医師側がそのようにAHTを追いこんでいるんですよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・
『やっぱり、専門性を持たないと、駄目なんでしょうか?』
あほな若い獣医に良く聞かれますが、
専門性って、もとうと思って、もつものではないですからね~。気づいたら、導かれているものです。
急がば回れです。
書を捨てて、生徒や患者になろう!
そうすると色々わかってきますね。
休診日、私は、習い事をして、主治医のもとに行きます・・・・・・・相当に計算高い、生徒であり患者ですがね。
HA HA HA HA
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