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北森ペット病院


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2020年4月28日 (火)

コロナ×26 これまでの、まとめ

コロナのこれまでのまとめです。

① 病名
COVID-19

② 原因ウイルス
SARS-CoV-2、2019-nCoV(通称:新型コロナウイルス)。
ちなみに旧型コロナウイルスは、一般的な風邪の原因ウイルス

③ ウイルスの不活性化(死滅化)
RNAウイルスで構造上エンベロープを持つため、アルコールや有機溶媒で容易に不活性化。

④ ウイルスの変異性
インフルエンザウイルスように変異性は高くない(アビガン開発者)
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278

⑤ ウイルスの増殖率
インフルエンザの増殖率の100の1程度(アビガン開発者)
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278

⑥ 感染様式
接触感染、飛沫感染。接触感染がメイン?空気感染はまれ。 

唾液などに含まれるウイルスが、会話時などに飛び、机などに付着。それに触れた手で、鼻や目を触り感染。咳から直接感染(飛沫感染)は、少ないのでは?と、政府クラスター班の押谷先生が、4月に行われた感染症学会Liveで言われていた。

ちなみに、はしかは、空気感染。めっちゃ、ウイルスが空間に漂う。あと、結核菌。

神戸大学教授の岩田先生の最新書籍でも、感染経路のメインは、接触との認識。

⑦ 感染経路
90%が鼻腔から。ウイルスが存在する涙が、鼻涙管を通って、気道から感染する経路もある。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/lio2.384

⑧ 分子レベルの感染経路
コロナの名称の代名詞、エンベロープを構成するスパイク(S)蛋白質が、ヒトやフェレットの細胞膜上のアンジオテンシン変換酵素2受容体に結合し、セリンプロテアーゼ(TMPRSS2)により活性化されることで細胞内に侵入する。

https://plaza.umin.ac.jp/~OIO/blog/2020/04/11/covid19%E3%81%AEspike%E8%9B%8B%E7%99%BD%E8%B3%AA%E3%81%AE%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93%E7%B5%90%E5%90%88%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%83%92%E3%83%88ace2/


⑨ 動物への感染

● 実験的感染
フェレット、猫、ハムスターで感染成立。フェレットは、ワクチン開発に用いられている。

https://science.sciencemag.org/content/early/2020/04/07/science.abb7015

https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa325/5811871

● ペットへの感染
猫で確認されている
https://www.cdc.gov/media/releases/2020/s0422-covid-19-cats-NYC.html

動物の症状は、ヒトに酷似する。
幸いな事に、実験的感染で、フェレットや猫は死んでいない。ペットの猫も回復している。

ペットが、感染源になるとの報告は無い。


⑩ 治療薬の可能性
サイトカインストームを抑制する吸入ステロイド系、ウイルスの増殖を抑制する薬、ウイルスの侵入を抑制する薬に大別される


⑪ 薬剤の開発、臨床研究

● イベルメクチン(寄生虫薬)
RCTではないが、米国で、中規模症例検討試験で効果が確認。
1400人規模で、死亡率を1/3にしてますね。
https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3580524

● アジスロマイシン(抗菌薬)
ヨ―ロパで中規模症例検討試験で効果確認。
40人程度の試験で、ウイルス量低下。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32205204/

● フサン(蛋白分解阻害薬)
話題になりましたが、どうなんでしょう?

● ステロイド
吸入のステロイドは、重症化の場合は、ほぼ使います。

● アビガン
4月の国内感染症学会で、国内での中規模症例検討試験で効果確認。
350人程度の試験で、軽症者90% 中等症85% 重症61%それぞれ改善(増悪は、それぞれ10%、14%、33%)。

● レムデシベル(未承認)
ヨーロッパで中規模症例検討試験で効果確認。国内でも多国間臨床試験が進行しており、初のCOVID-19に対する新薬として承認の可能性あり。ただし、注射薬なので、初期には使いづらい。
重症患者50例程度で、60%に改善。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32275812/

⑫ マスクの意味
ウイルス粒子は0.1ミクロン、最高のマスクN95が0.3ミクロンの通気性。

つまり、N95でも完璧ではなく、フェイスシールドが一番。

ちなみにN95はめっちゃ苦しい。

私は30分ではずした。あんなのつけて治療する医師はすごい。

サージカルマスクとN95で、しかし、意外と、現場の感染予防に関しては差がない。


3000人の医療従事者を対象にインフルエンザに対する効果をRCTでやっている。その結果、インフルの予防という意味では、両差に差は無い。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31479137/

もちろん、インフルより怖い感染症では、こんなデータあっても、N95がいいに決まっている。というか、怖い感染症で、こんなデータとれない(サージカルマスクに群分けなんてできないからね)。


というわけで、サージカルマスク以上のものを使用すべき。

普通のマスク(笑)?

エビデンスは無いですね。

家庭内では、少し意味があるかな?くらいです。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.04.01.20049528v1


ちなみに

WHOは非推奨

CDCは最近、推奨となりました。


私は、マスクはしません。もっとすごいの付けるので(たまに院内で付けてます・・・・・笑)。


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