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北森ペット病院


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2020年4月 8日 (水)

コロナ×21  ペットとCOVID-19

感染症に関する正確なデータは、CDCです。


COVID-19が米国のトラに感染したという話をTVでみて、早速CDCのWEBを確認したら

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/faq.html#covid19-animals

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/daily-life-coping/animals.html?CDC_AA_refVal=https%3A%2F%2Fwww.cdc.gov%2Fcoronavirus%2F2019-ncov%2Fprepare%2Fanimals.html


おおおお、認めとる!


これで、科学的には、このトラ・・・この!が大事(後述)・・・・・に、COVID-19感染したことが認められたと正式に考えてもOKでしょう。

(まあ、SIRSは、元々ジャコウネコからだったらしいしね!)



毎日、必ず飼い主さんに、ペットへの感染の質問をされるようになりました。

重要なことは、

・感染と、例えば毛に一時的に付着することとは、違います

・感染と、その後、そのペットが人に更に感染させることとは、違います

・その感染が、その種一般におきることとは、簡単には言えません



一般論は、

ウイルスは、動物種を超えて、うつりません。



中には、

種を超えてうつる狂犬病ウイルスのようなものもありますが、そのようなウイルスは、逆に、そう簡単にはうつりません。だって、種を超えてウイルスが、簡単にバンバンうつってたら、地球上から生き物全滅しまっせ!


今回のトラのケースは、レアだとまず仮定しましょう。



でも、いい時代だよ。

ちっぽけな国の一市民が、大国の研究機関のデータを簡単に見れるんだからね!



逆に言えばさ、

情報弱者ななんちゃて専門家が、すぐバレル時代だよね~。

100年に1回の出来事だよ!

あなたの大好きな大好きな担当獣医師が、どの程度の報情収集能力があるか、

わかっちゃうな~!



さて、

抗ウイルス薬・アビガンが、第三相臨床試験に入りました。

第二相でドロップせずに第三相に入ったということは、効果が認められる症例群をとらえた可能性があります。



元製薬の私としては、たまらん。

第三相試験のデザイナー、成功したら、何百億ですよ!!!。

しびれるよね!!!!!!!



私は、肝炎ウイルスのようにキャリアになるウイルスではなく、自己免疫の排除に頼るこの手のウイルスには、インフルエンザウイルスがそうであるように、特効薬なんて無理だと思っていますが、


まさかまさかですね
(ちなみにインフルエンザの薬は、回復日数を1日短くする程度の効果だよ~)。



臨床試験は、一般的にはブラインド(プラセボ)をおきますが、

首相直轄で、

ブラインドをおかず、抗がん剤のように、患者の同意があれば使用できる症例検討試験も、可能にするらしいです。



海外の試験データでは、ほぼほぼ重症患者にはステロイドが入っていますが、

ステロイドの効果を越えて、アビガンが効果を発揮するのか?


はたまた


ストロイドの入っていない、軽症者にターゲットを絞って投薬するのか?


学問的に、楽しみです。


しびれる!!!!!!!!!!!!!!

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