自由、自由、自由
仕事で千葉市に行ったのですが、
JR総武線、一瞬、女性専用車かと思ったよ。
8割が女性。
うち、高校生が20%、30歳くらいまでが50%、40歳くらいまでが10%、・・・・・・・・・(深い意図なし)・・・・・・・おばあちゃんが1人・・・・・どこに消えた男!
高校女史の2割が、文庫本読んでたね。
よかった、まだ、読書は若者の趣味の一部なんだね。
さて自由。
獣医は、さも自由なお仕事~と思われているかもしれないけど、
いやいや、
エビデンス(エビデンス based メディスン、EBM)主義ですから、自由に勝手に治療なんてできないわけで、案外自由度は低いです。自由にやってるのは、一部のオカルト療法の方だけですね。
自由の定義にもよるけど、
動物のため、飼い主ののため、お金のため、社会のため、愛護のため・・・・の、ため、ため、ためってうのは、自由ではないと思うね。
じゃ、我々の自由ってどこにあるんだろうと考えるとき、
研究・・・・
と、言うと思ったかもしれないけど、
研究じゃないんだね。
研究って、まったく自由じゃないからね。
さて、もういちど、
じゃ、我々の自由ってどこにあるんだろうと考えるとき、
どうやら、自分が間違っていた!!!!
と、気が付いたときの、
次の行動にこそ
自由があるんだと思うね。
一応サイエンスだから、さ
自分のやっていることは、どうやらおかしい?という認識は、認識したくなくても、勝手に脳が認識しちゃうんだよね。
それを、
そのまま押し通すか、
間違いを認めて行動するか、
その瞬間にこそ
人間の、真の自由があると思う。
効かない免疫療法・・・・やり続けて、意味のないことに気が付いていないわけは無い。エコーもないのに、心臓病を特定できるわけはない。膵炎なんてほとんど無いけど、膵炎にしてしまうと話が楽。明らかに前時代的な麻酔で手術をやる・・・・・・・
気が付いていなきゃ、バカだからね。
逆説的に
自由な人は、ゆえに、技術が上がるんだね。
技術の上げ方には、
自由はない。
ただ、
ただ、
おかしい?と思った、次の一手にだけ、自由があると思う。
« pistolero | トップページ | 考えるって、ね »
「獣医療・動物病院」カテゴリの記事
- 全身麻酔の事故・・・① どうして?(2023.03.15)
- 一部、新患、再開します(2023.02.28)
- 当院の自慢話(2023.01.21)
- 業界の為の仕事(2023.01.06)
- 再度書きます・病院選び②(2022.11.07)