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北森ペット病院


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2020年8月24日 (月)

自由、自由、自由

仕事で千葉市に行ったのですが、

JR総武線、一瞬、女性専用車かと思ったよ。


8割が女性。

うち、高校生が20%、30歳くらいまでが50%、40歳くらいまでが10%、・・・・・・・・・(深い意図なし)・・・・・・・おばあちゃんが1人・・・・・どこに消えた男!


高校女史の2割が、文庫本読んでたね。
よかった、まだ、読書は若者の趣味の一部なんだね。


さて自由。

獣医は、さも自由なお仕事~と思われているかもしれないけど、


いやいや、

エビデンス(エビデンス based メディスン、EBM)主義ですから、自由に勝手に治療なんてできないわけで、案外自由度は低いです。自由にやってるのは、一部のオカルト療法の方だけですね。



自由の定義にもよるけど、

動物のため、飼い主ののため、お金のため、社会のため、愛護のため・・・・の、ため、ため、ためってうのは、自由ではないと思うね。



じゃ、我々の自由ってどこにあるんだろうと考えるとき、

研究・・・・


と、言うと思ったかもしれないけど、

研究じゃないんだね。

研究って、まったく自由じゃないからね。



さて、もういちど、

じゃ、我々の自由ってどこにあるんだろうと考えるとき、


どうやら、自分が間違っていた!!!!

と、気が付いたときの、

次の行動にこそ

自由があるんだと思うね。



一応サイエンスだから、さ

自分のやっていることは、どうやらおかしい?という認識は、認識したくなくても、勝手に脳が認識しちゃうんだよね。


それを、

そのまま押し通すか、

間違いを認めて行動するか、


その瞬間にこそ

人間の、真の自由があると思う。


効かない免疫療法・・・・やり続けて、意味のないことに気が付いていないわけは無い。エコーもないのに、心臓病を特定できるわけはない。膵炎なんてほとんど無いけど、膵炎にしてしまうと話が楽。明らかに前時代的な麻酔で手術をやる・・・・・・・


気が付いていなきゃ、バカだからね。


逆説的に

自由な人は、ゆえに、技術が上がるんだね。


技術の上げ方には、

自由はない。

ただ、

ただ、

おかしい?と思った、次の一手にだけ、自由があると思う。


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