なにが嫌いって、ローテクをやさしさで隠す奴
最近、若い往診専門の獣医が大流行ですね~。
昔の往診獣医は、予防注射を打って予防薬だけ処方するだけの、ローテク・ハイリターンの私は好きではないタイプの獣医師が多かったけど、
でもね、彼らは、当時は、それなりの意味があったのね。
だってさ、ガウガウの犬が多かったからね。
でも、今は、そんな犬ほぼいないからね・・・・。
今の流行の往診専門獣医は、
ただのローテク獣医だね。
病院を構えなので、不動産がかからない。AHT雇わないので、人件費がかからない。
とても安易に開業できる。
それは戦略だからいいけど、
びっくりなのは、
往診専門だから、検査はほどほどに、応急処置で、注射うって終わり・・・・みたいな言い訳ね・・・・。
いやいや
NASAが開発した当院にもある血液検査の機械は、片手で持てます。
エコーだって、ハンディタイプがあります。
心電計も、小さなポータブルのものがあります。
眼科器具は、獣医療のものは、そもそも持ち運べます。
耳科も、ハンディな検査器具が沢山あります。
顕微鏡も当然携帯できますね。
尿検査、血糖検査、血圧検査器も小さいな機械があります。
聴診器、体温計、血液検査、エコー、心電計、顕微鏡、眼科検査、耳鼻科検査・、尿検査、血圧検査・・・・・・・全て小型のものがあるので、軽自動車程度でも全部入ります(レントゲンだけですね、無理なのは・・・・・)。
病院をを建てると、数千万かかりますが、その分、十分な投資が機械にできます。
考え方によっては、
普通の病院にとっては、脅威だよ~。
往診だから、
詳しい検査が出来ない?
バカじゃないのと思いますね。
自宅に来てくれる優し~い顔の下に、やる気の無~いローテク獣医の顔が隠れていることが多くて困ります。
羊の皮をかぶったナマケモノですね。
今、私は、ボクサーや、ドーベルマンの心筋症を特定するために、自宅での心電図測定をなんとか浸透させようと思っています。
獣医ならばわかるだろうけど、心電図は、獣医師のもっとも苦手な分野の一つ!
どう、そこの往診獣医さん、
ちったー一緒に勉強して、
心電図やらない?
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