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北森ペット病院


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2020年9月 5日 (土)

分からないときには、わからないことを前提に

獣医学において、難病に対峙するときは、

分からない前提で、分からないなりに、コツコツ悩みながらすすむしかないのね、

それが、プロね。


この分からないという恐怖にまけると、


簡単な方に思考が落ちちゃう事があるんだよね・・・・・・・根本治療は実は食事療法だった~とか、日本より平均寿命の短い国の民間療法が最高とか・・・・・
ある種の人生の罠なんだよね・・・・・天才・ステーブ・ジョブズもそうだったからね・・・・。


人生に真に悩んで、

哲学に行かず、アイダミツオに行くパターンのやつは注意だね。


いわゆる下流志向・思考(上昇志向の逆)



そんなやつらは、

落ちたあとは、

妙にすっきりして、饒舌で、明るくなるから

(ほら、漫才師が典型だけど、明るいじゃん)


人間って可愛いよね。


あ、

私、そういう人、大好き。


だって、

私、バカが主食だから。



それはともかく、


悩んだとき、

その悩みが、

世界中の先端をいく同業者の悩みと同じならば、

それが唯一の救いなんだよね。



医学、生物学って

モーツアルトやニュートンのように、only oneの突然変異体が、非歴史的にパラダイムをシフトさせるような知的大系ではなくて、


悩みの総体の中から、

ランダムに

次の1歩が出現する・・・・。

そんなもん、なの。


一人ひとりが、真剣にイージーなほうに流れずに

悩むか、悩まないかで、

獣医療総の進歩に、変化が出るんだよね。



専門医や認定医、高度医療・・・・なんでも、誰でもいいけど、


俺はこれを治せる!

じゃなくて

俺はこれを治せない!

って自慢して欲しいね。


その悩み・・・・というか欠乏感が、日本の獣医療には根本的に欠けてるね。

BULLSHIT


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