分からないときには、わからないことを前提に
獣医学において、難病に対峙するときは、
分からない前提で、分からないなりに、コツコツ悩みながらすすむしかないのね、
それが、プロね。
この分からないという恐怖にまけると、
簡単な方に思考が落ちちゃう事があるんだよね・・・・・・・根本治療は実は食事療法だった~とか、日本より平均寿命の短い国の民間療法が最高とか・・・・・
ある種の人生の罠なんだよね・・・・・天才・ステーブ・ジョブズもそうだったからね・・・・。
人生に真に悩んで、
哲学に行かず、アイダミツオに行くパターンのやつは注意だね。
いわゆる下流志向・思考(上昇志向の逆)
そんなやつらは、
落ちたあとは、
妙にすっきりして、饒舌で、明るくなるから
(ほら、漫才師が典型だけど、明るいじゃん)
人間って可愛いよね。
あ、
私、そういう人、大好き。
だって、
私、バカが主食だから。
それはともかく、
悩んだとき、
その悩みが、
世界中の先端をいく同業者の悩みと同じならば、
それが唯一の救いなんだよね。
医学、生物学って
モーツアルトやニュートンのように、only oneの突然変異体が、非歴史的にパラダイムをシフトさせるような知的大系ではなくて、
悩みの総体の中から、
ランダムに
次の1歩が出現する・・・・。
そんなもん、なの。
一人ひとりが、真剣にイージーなほうに流れずに
悩むか、悩まないかで、
獣医療総の進歩に、変化が出るんだよね。
専門医や認定医、高度医療・・・・なんでも、誰でもいいけど、
俺はこれを治せる!
じゃなくて
俺はこれを治せない!
って自慢して欲しいね。
その悩み・・・・というか欠乏感が、日本の獣医療には根本的に欠けてるね。
BULLSHIT
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