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北森ペット病院


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2020年10月 8日 (木)

職業(差別)をめぐるあれこれ

私は、オフの日、かなり奇異な服装で町を歩くので、


(加えて長髪だし)

あれでも獣医さんなんですよ・・・・と
紹介されることが多いみたいです。


シチュエーション的には、

行きつけのブティックや、おすし屋さんなどで、
私が立ち寄って帰った後に、店員さんが他の客に
あれ誰?って、聞かれて、ね・・・


あれでも獣医さん・・・フフ


獣医に、さん!!!!!をつけられるところが、

自己分析的には、

社会的にはどっちつかずの職業なんですよね、

獣医師って、ね。

職業の社会的な地位が微妙な場合は、


悪いことをしたとき・・・・、獣医師、痴漢で逮捕、

良いことをしたとき・・・・、町の獣医さん、放置犬を引き取る


みたいに・・・・世間は、巧妙に職業を、ケースバイケースで表現する。


似たような職業では

警察官(おまわりさん)、保母(さん)、看護師(看護婦さん)、教師(学校の先生)などがあるね・・・良いことをしたときにやわらかい表現になるのが、特徴ね!



これが官僚、医師、弁護士、大学教授、作家など・・・の場合、善と悪の行為での職業表現は変わらない。




よくある陳腐なドラマでは、


高級官僚や医師の息子が、親の職業を継ごうとすると、

『自分の夢をあきらめていいのか!』

みたいな、おせっかいな話をする先生が登場するけど、


でも


米農家の息子が親の跡を継ぐとTV的には

美談だ!


最高だね、

このあたりのTVの変わり身は!



さて、獣医は、

どっちだろうか?

やはり、漁師サイドかな?



獣医師というとかなり馬鹿にされた時代をすごした私にとっては、

どっちでもいけど



『あら、こちらイヌ屋さんね?』

って歯科医師の前で、飲み屋のねーちゃんに言われた昔が懐かしい!

おかしくて大笑いしてたら、

歯科医師が、それ怒るところだろう?って不思議な顔してたね。


ダイジョブ、

私、言葉を信じてないから、まずおこならい!




でも冒頭の、

あれでも獣医さん・・・・って表現は、獣医の職業としての微妙な社会的上昇を感じる、ね・・・もう馬鹿にされないのだろうか?



ちなみに

私、

見えないかもしれませんが、

本心から馬鹿にされるのは、まったく、気になりません。


少なくとも、ほめられるよりは、馬鹿にされたほうが、安心だね。



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