10年来で一番驚きました
いや~
獣医のがんの分野で、10年来一番驚きました。
医療と獣医療を比較して、一番差があるのが、がんの
分野です。
そりゃね、人は80年生きるから、制癌剤のデータを取りやすいのね。
5年生存率が●%、薬で上昇する・・・とかね。動物は、そもそも寿命が
短いから、サイエンティフックなデータとれないのと、
人では、テーラーメードに近い、人もしくは個人に特有のたんぱく質に
対する薬を使うけど、
その薬は犬には使えないので(だって人のたんぱく質だから、犬にない)、
皮膚や心臓、眼科みたいに、人の薬を犬猫に転用して効果がある・・・ていうことができないんだよね。
そんなこんなで
がんの分野だけは、ほぼジョークのような治療がなされてきた、獣医療ですね。
それが、
驚いた~
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33110170/
簡単にいうと、
例の、人で3000万くらいする免疫チェックポイント治療薬のオブジーボに近い、犬特有の薬!
もう1回言わせてね
めっちゃ驚いた~!!!!!
山口大の水野先生・・・さすがだね
ちなみに、この最新情報を、私は
医師が読む速報誌で知ったのですが、
タイトルが、動物医療で初の免疫療法が!
です。
いいですか、世界初!です。
いつも言ってるように、いかに現在、HP上で、高度医療・免疫療法やってますっていうのがアホかわかりますね。
あーーーーもう1回
驚いた!
« 世界初!3D最新エコーテクノロジー | トップページ | アトピー »
「獣医療・インフォームドコンセント」カテゴリの記事
- 良い獣医師像(2023.06.05)
- 医学と数学②(2023.05.09)
- 医学と数学(2023.05.02)
- コロナを経験して思う事(2023.05.01)
- 幸せな(地獄の)未来(2023.04.28)