フロンティアはいつだって目の前にある
とかく珍しい症例にであうと、心おどるのが
悲しい医療者のサガです。
でも、それ以上に、興奮するのが、
見えない日常の反応が可視化されたとき
ですね。
というか、それが
医療における検査の意味なのですが。
動画は、
膀胱へ、腎臓で作られた尿が、尿管を通って、まさに入っているとこです。
3Dで構成すると、膀胱にへばりついている尿管が映っています。
20年エコーを見ていますが、
初めてみました。
高校の時、作家・開高健のフロンティアを目指そう!という言葉に出会い、獣医学を志しました。
フロンティアとは、
わからない世界、
知らない世界
知らされていない世界
のことです。
20年もやってると、すべて知った気になって、
驚き
感動
興奮
をとかく忘れがちですが、
(認定医とって、だめになるパターンですね・・皮肉です)
まさに、動物が、あの頃の、フロンティアを思い出させてくれます。
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