たまにはね
書庫には蔵書が3000冊あるくらい(獣医学意外にね)本好きだけど、
小説は、ほぼ読みません。
評論、哲学、思想、歴史書、エッセイ、詩が好きです。
(漫画も大~嫌いです)
小説で、2度も、3度も、読み返すくらい好きだったのは、オーウェルの動物農場、サドの食人国旅行記、ドイルのシャーロックホームズ、星新一となぜか森村誠一・・・・アンド保坂和志先生のさままざ・・。
どうも小説は、登場人物が覚えられないから、
苦手・・・・
読めなんだよね~
でも、正月に、
久々に、短編
『猫を棄てる』 村上春樹 を読みました。
(というか、エッセイに近いのかな? )
村上春樹先生の短編は、
以前、『レーダーホーゼン』
を読んだことがあります。
レーダーホーゼンは、なんていうか、エロスと間合いの話だよね、奇妙よね~。あれ!
でも、分かるんだよね~、アノ感覚!
さて、
昔大好きだった、
開高健が、
小説には、『きらりと光るワンセンテンス』さえあれば良い!
っていったけど、
『猫を棄てる』でいえば、
書かないと考えられない!という村上先生の一言は、やはりそうだよね~と改めて教えられる。
書かないと、考えられない、
いや
加えて
話さないと考えられない
もっと言えば
書きながら考える、
そして
話しながら考える
だと思う。
それは、相手がいないと、ヒトは、考えないってことね。
三島由紀夫は、
書きはじめた時点で、既に最後まで、頭にある!っていってたけど、嘘だと思うね。
書き始めて、
読者という相手が心に宿って、ストーリーを展開させるんじゃないかと思う。
漫画だってそうでしょう?
Finは決まってないよね~
小説は、普段読みなれていないから、
何が言いたいのかよく分からなかったけど、
タイトルも少々魅かれるものもあって読んだ次第です。
保坂和志先生のタッチに、にてたかな~。
ま、
コロナのときくらい、家でゆっくり本を、読みましょう!!!!!
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