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北森ペット病院


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2021年1月 5日 (火)

たまにはね

書庫には蔵書が3000冊あるくらい(獣医学意外にね)本好きだけど、

小説は、ほぼ読みません。


評論、哲学、思想、歴史書、エッセイ、詩が好きです。


(漫画も大~嫌いです)


小説で、2度も、3度も、読み返すくらい好きだったのは、オーウェルの動物農場、サドの食人国旅行記、ドイルのシャーロックホームズ、星新一となぜか森村誠一・・・・アンド保坂和志先生のさままざ・・。


どうも小説は、登場人物が覚えられないから、

苦手・・・・

読めなんだよね~


でも、正月に、

久々に、短編

『猫を棄てる』 村上春樹 を読みました。

(というか、エッセイに近いのかな? )


村上春樹先生の短編は、

以前、『レーダーホーゼン』

を読んだことがあります。


レーダーホーゼンは、なんていうか、エロスと間合いの話だよね、奇妙よね~。あれ!

でも、分かるんだよね~、アノ感覚!


さて、

昔大好きだった、

開高健が、

小説には、『きらりと光るワンセンテンス』さえあれば良い!

っていったけど、


『猫を棄てる』でいえば、

書かないと考えられない!という村上先生の一言は、やはりそうだよね~と改めて教えられる。


書かないと、考えられない、

いや

加えて

話さないと考えられない


もっと言えば


書きながら考える、

そして

話しながら考える


だと思う。


それは、相手がいないと、ヒトは、考えないってことね。


三島由紀夫は、

書きはじめた時点で、既に最後まで、頭にある!っていってたけど、嘘だと思うね。


書き始めて、

読者という相手が心に宿って、ストーリーを展開させるんじゃないかと思う。

漫画だってそうでしょう?

Finは決まってないよね~



小説は、普段読みなれていないから、

何が言いたいのかよく分からなかったけど、

タイトルも少々魅かれるものもあって読んだ次第です。


保坂和志先生のタッチに、にてたかな~。

ま、

コロナのときくらい、家でゆっくり本を、読みましょう!!!!!



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