腫瘍科のページ
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腫瘍(ガン)検査は、CT !!
へのアンチテーゼの気持ちでね(笑)
最近CT入れている動物病院が増えましたが、CTは、検査後に外科的なアプローチができる能力・設備があってこそ、
意味がある。
多くの腫瘍は、レントゲン検査や、超音波(エコー)検査で仮診断は可能です。しかし、CT検査は、3次元での解析ができるため、単なる診断から治療への架け橋になります。
でも、獣医療では、ほとんどの病院は、CTを検査だけで使っている。
・・・CTは麻酔が必要ですから、それなら、超音波検査で充分です。
思うに、
集客のための導入なんですね。
え~、こんな麻酔器で、
え~、こんな外科機器だけで、
よ~も、CT入れるよね(笑)。
無論、
肺、神経、脳の腫瘍や、転移性のガンの評価には、CTは必須で、その分野は、超音波検査やレントゲン検査はまったく不向き。
でもその場合は、
MRI検査との併用も重要になるから、結局、CTを入れているだけの病院は、
誤診が増える。
私は、CTを買って喜んでいる病院は、ほんと、努力不足だと思うよ。
全科診療をうたう
獣医療も
高度を売りにした、なんたらセンターって名前が流行りだけど、
確かに、
CTがないと高度ではない、
でも
CTだけじゃ高度ではない
私の信頼する私の紹介(二次)病院は、
CT、MRIは当然で、
内視鏡も外科器具も、人間の大学病院並みの設備。
見ている世界が違うんだよね~。
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