無料ブログはココログ

北森ペット病院


« COVID-19のワクチンのアレルギー報告 | トップページ | マツ・ジュン問題 »

2021年2月 1日 (月)

腫瘍科のページ

HPの
腫瘍科ページの作成にかかっています。

https://www.kitamori-ac.com/oncology



腫瘍(ガン)検査は、CT !!

へのアンチテーゼの気持ちでね(笑)


最近CT入れている動物病院が増えましたが、CTは、検査後に外科的なアプローチができる能力・設備があってこそ、


意味がある。


多くの腫瘍は、レントゲン検査や、超音波(エコー)検査で仮診断は可能です。しかし、CT検査は、3次元での解析ができるため、単なる診断から治療への架け橋になります。


でも、獣医療では、ほとんどの病院は、CTを検査だけで使っている。


・・・CTは麻酔が必要ですから、それなら、超音波検査で充分です。


思うに、

集客のための導入なんですね。


え~、こんな麻酔器で、

え~、こんな外科機器だけで、


よ~も、CT入れるよね(笑)。

 

無論、

 

肺、神経、脳の腫瘍や、転移性のガンの評価には、CTは必須で、その分野は、超音波検査やレントゲン検査はまったく不向き。


でもその場合は、

MRI検査との併用も重要になるから、結局、CTを入れているだけの病院は、


誤診が増える。



私は、CTを買って喜んでいる病院は、ほんと、努力不足だと思うよ。



全科診療をうたう


獣医療も


高度を売りにした、なんたらセンターって名前が流行りだけど、



確かに、

CTがないと高度ではない、

でも

CTだけじゃ高度ではない



私の信頼する私の紹介(二次)病院は、


CT、MRIは当然で、

内視鏡も外科器具も、人間の大学病院並みの設備。



見ている世界が違うんだよね~。



Bnr1

Photo_20200129094701

Youtube12

Youtube2

 



« COVID-19のワクチンのアレルギー報告 | トップページ | マツ・ジュン問題 »

獣医療・疾患」カテゴリの記事