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北森ペット病院


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2021年3月 8日 (月)

今見えているものは、どこまで正しいか

(獣)医療は、日進月歩。

20年前のことを振り返ると、

当時は、相当ひどいことをしていたものだと、

思う。


今の(獣)医療行為も、20年後には、多分・・・・ね。


自然現象を捉えきるのは、

本当に、難しいってこと

だね。



見えないものは、無いものになるし

(レントゲンが無い時代は、病気の数はえらく少ないよね)


見えていても、言葉で正確な記述が出来ないものは、治療なんて片手おち

(ガンがそうだね。原因、遺伝子、免疫、転移、がん幹細胞説・・・・まだまだ、奥が深いはず)



いやいや、言葉自体も、言葉で定義されるから、永遠に、自然現象・・・・客観・・・は、わからないのだね。



というわけで、


いつの世も、


(獣)医療は、未来から見ると、

駄目駄目なんだろうね。



永遠の、主観(人間の思い込み)と、客観(自然現象)のずれなんだろうね。



結局、そういう状況にあって


独りよがりの治療にならないためには、


今、私が見えているもの

と、

多くの他者(当然プロの)が見えていると思われるもの



一致させる努力をするしかないんだよね。



多くの他者が見ていると考えられるものは、決して客観じゃないけど、


その道しかないんだよね。




ただ

獣医療の場合は、

多くの他者のところが、

同業者(獣医)じゃなくて、医者・・・・のほうを見たほうが、より客観に近づくんだろうけど、ね。




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