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北森ペット病院


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2021年5月18日 (火)

皆さん、本当にすみません

昨年来、当院では、

新患を受けていません。



2018年より新患数の急増(3倍になりました・・・)で、日々の診察数が40%も増加し、


ヘトヘトな上、



・手術が2ヵ月待ち、

・病院食・ワクチンの確保の困難(コロナでメーカー欠品がひどく、昨年実績分の入荷しか予定が立ちません)

・入院舎の確保の困難


で、てんてこまいです。



毎日、

4~5件

・・・・ワクチン・フィラリアの予防関係から、腎臓病・糖尿病の慢性疾患、手術のご相談など・・・・


こちらとしても辛いのですが、


全て、お断りさせて頂いてます。



このようなことになった原因は


① コロナ渦によるペットブーム

② 当院HPの情報発信量の多さ

だと思います。



①に関しては、

私には制御できません。

(獣医業界は、数少ない、コロナ渦の勝ち組だそうです・・・・・税金沢山取ってください。)



②に関しては、

私がHP上で行っていることは、臨床というよりも研究に近いので、飼い主の転院を進めるものでは、決して、ありません。私は、獣医学よりもはるかに先に行く医学を、どうにか獣医学に持ち込みたい一心で、仲間、後輩にむけて情報を発信しています。

飼い主向けに発信しているのは一部で、


ほとんど、

Pre臨床(臨床以前)のものです。


なので、おお・・すげーーがあっても、直接治療には関係なく、あくまで標準治療をしているにすぎません。少なくとも、私より年下の獣医師には、普通のことだと思います(逆言えば、年上の・・・まあいいか)




というわけで、新患を断っています。


とはいっても、じゃーどこいくべってことで、


良い病院を探すコツをお教えします


① 若い先生、新しい病院
(若さの活力は時に、経験を上回ります)


② テーマがある先生
(テーマをもつと、何かの形で、先端医療に触れられます)


③ 機械が充実している病院
(機械がなければ、わからないことが多いです)


④ ラインがある先生(●●大学の系列とか・・・、●●先生の系列とか)
(全科診療の獣医医療は、外部とのつながりは、必須です)


⑤ 英語が堪能な先生(論文が読める先生)
(今は、5分で世界の先端治療が検索できます)


です。


半年で、なんとか、新患の再開をしていきたいので、しばしお待ちを。



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