有能な先生って
獣医の世界で有能な先生を見分けるのって
意外と簡単で、
他人(他の専門家)の意見に耳を傾ける人
ですね。
すげーーシンプルでしょ?
でも、見たところ、獣医師の50%は、かたむけない(あくまで私見)
残念な人が意外と多い業界です。
ちなみに、
頭がよい(地頭が良い)のと、有能なのは違うぞ。
他人の意見に耳をかたむけるというのは象徴的な簡単な言い方で、
もう少し、細かく言うと、
自分が知らないことが沢~山あることに、自覚的な人ってことですね。
そういう言い方をすると、卒業したての獣医師は、常に有能だぞおおおお、がんばれ!!!!・・・でもこれが、5年たち、10年たち、20年たつと・・・、は~。大学教授とかになると、更に有能さがうせていく(笑)。大学人や、専門医、認定医の知り合いも多いけど、我々一般医程度に、彼らにも、有能ではない獣医師がはびこっているから、悲しいんだよね。
以前、
某外科の学会で、ある手術の術式に関して、大学人を含む高名な獣医師数人が、われこそは!って発表してた。
でもさ、
互いの術式には興味が無く、
かといって、例えば、術後の経過のに関するデータを、他の術式と比較するでもなく
学会じゃないね。発表会か!っつうの!
テーゼがあって
アンチテーゼあって
ジンテーゼとなる(小池都知事が好きなアウフフェーベンだね)
この演繹的な考えを常に持っておかないと、
日進月歩の獣医療の世界では、失敗をすることになる・・・・いや、失敗は誰だってするかもしれないけど、取り返しの無い失敗をしでかすことになる。
もともと私はPunkだからさ
Punkってアンチテーゼだからさ、
この演繹的な態度に、なじむぞ・・・・おおおお、オレって有能(笑)
Punkって医療向き!!!!!!!
あ、ちなみに有能(な獣医)と、名医も違いますよ。名医とは、失敗しない獣医師・・・つまり、意識的に失敗するようなことには手を出さない獣医師のことですね。
よくいるよね~、名医!
笑う!
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