若者さんへ!!!歴史、構造を考えてね③
では続き
⑪ 江戸の男色
日本ではホモセクシャルな方は、残念ながら、カミングアウトできず、可愛そうな状況にあるけど・・・。でもさ、そりゃ、有名なホモが知性のかけらもない奴等ばかりだもの。首絞めあってるよね。実は、昔は、ホモセクシュアルは支配層のたしなみだったんだよね、公家、僧侶、武家・・・ちなみに織田信長の相手は森蘭丸。
私は3冊、写真集を持っている。1冊は三島由紀夫、1冊は吉本隆明、そしてもう1冊は、森蘭丸をイメージして付けた名前のギタリスト・・蘭丸のもの・・・全て男性の写真集だけど、私はヘテロセクシャル。
⑫ 日本人の哲学
中世から現在までの、アカデミアから、いわゆる評論家のような方までを網羅している。暇なときに、ぱらぱらめくると発見がある。
⑬ 天皇もの
天皇もの、日本の起源ものは、100冊程度はもっているけど、政治姿勢は異なるけど、井沢先生の本は、本当に刺激的。確か、井沢先生で知ったのだけれど、死体の土葬を火葬に変えたのって、女性天皇の持統天皇なんだよね。キリスト教は、火葬は死体に対する冒涜だけど、持統天皇が決断しなかったら、狭い国土、土葬だらけ・・・。女性は強いね。
⑭ いじめについて
いじめの歴史と構造がよくわかる本。子供ができて買ったけど、実際に子供がいじめられても、なんとも思わなかった。それより、相手の子供の心境をしつこく聞こうとして引かれたな~。大人のいじめの方が酷いからね。ちなみに、世界各地にある『いけにえ』は、いじめの初期型で、集団の集中力を高める意味がある。いじめとは違うけど、話題のワクチンの発見者・ジェンナーは、子供と召使を実験台にして、世界初のワクチンを作った。いまでいう、虐待とパワハラ(笑)。つまり、歴史をみると、基本的人権なんて、普遍的な価値ではないことがよくわかる。
⑮ 売春の歴史の本
さすが女性最古の職業だね。
⑯ 哲学大図鑑
コンパクトにまとまってよい本です。哲学は思索の歴史ですからね。これをみて、興味のある哲学者を調べて、実際に作品をかうと良い。
⑰ 世界犯罪百科
昨日紹介した、殺人百科の犯罪シリーズ。歴史上の国家による大虐殺から、現代の犯罪を系統的に分類した名著。高校生のときに読破しました。おかげで、たまにプチ犯罪にあっても、驚かなくなりました。
⑱ あらゆる犯罪は革命的である
世相を騒がせた昭和の犯罪の重層低音を読者にイメージさせる本。
⑲ディスタンクシオン
話題になった社会学の本。個人史が、歴史的な階層に固定化されるというのをエビデンス化した本。まさにだよね。庶民は、所詮、スノブに生きるしかないんだよね。文化的貧困は構造化されているんだよね。
⑳ フーコーの作品
ただいま絶賛貸し出し中!!
監獄の歴史、性の歴史など。国家は知をコントロールするのであり、まさに今のコロナじゃないけど、病気に時代の意味を与えてきたのは国家だからね。
明日以降は、サイエンスへ