立花隆さん、逝く
立花隆さんが、お亡くなりになりました。
青年期から、現在まで(当然、お会いしたことはないけれど)、師と仰ぐ方は、沢山います。
でも立花先生は、そのような師として仰ぎみるというよりは、青年時代に影響は受けたけれど、私が目指した・・・・というか、先生のウルトラミニムタイプならば成れるかな~と、とてもとても意識した先生でした。
幅広い分野における、尽きることのない、知識欲!
政治、哲学、医学、科学、文化、芸能・・・・
大事件を起こす、または、何か新しい科学的な知見を発見する・・・主体にはなれないけれども、事象から、事象の主体となった本人自身もわからない意味を(自分なりに)見つけ出す天才でしたね。
地頭のない私の最終到達点は、
ウルトラミニマムな立花隆でした(名前も一緒だし・・・笑)
大学時代に何回も読んだ、当時の古い文庫本・・・・いまだに手もとにあるんですよね
中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)
と
革マル派(日本革命的共産主義者同盟 革命的マルクス主義派)
との
内ゲバ(内部ゲバルト)
を描いたノンフィクション。
(若いヒトには、意味不明かな)
党派性って本当に怖いって教えてくれた本でした(まあ、彼らにしてみれば、立花先生は、プチブルインテリなんでしょうが・・・)
立花先生の書斎には当然負けますが、
私も、先生のように、本に埋もれて生きてます。
幸せじゃ~。
・・・・・・・・・
ちなみに、読んだ本、難しくて読めなかった本、全て棄てずに、積んでおくのが良いですよ。そこには、間違いなく、あの時、私は、こうなりたかった、あれを目指してた・・・・・って軌跡があるから。
本は、(読まなくても)、自分の歴史なんですよね。
先生、色々教えてくれて、
ありがと!
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