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北森ペット病院


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2022年2月

2022年2月28日 (月)

千葉県も、とうとう

千葉県も、

既に、SFTSの存在が確定されています(2017年のサンプルです)。

 




犬や猫でSFTSを疑う場合は、

新型コロナの初期の頃に医師が着ていた宇宙服のような防護服での対応になります。



はっきり言って、

めちゃ怖いので (ヒトの死亡率20~40%)、


皆さん、ダニの予防を、しっかりしましょう。


SFTSのことを考えると、ダニ予防は、3月~12月まで・・・・いや12ヶ月間実施しても良いくらいですね。





2022年2月27日 (日)

反知性主義

反知性主義に陥っているヒトって

本当に多い。

(後述するけど、私も、実は・・・)


反知性主義者の厄介なところは、無知ではなく、知識があまりに多いこと。

中途半端な知識が、ね・・・・。



(獣)医療分野では、たとえば


美容にコラーゲン
とか、

●●で免疫UP
とか、

左脳と右脳の違い
とか、

ステロイドは悪だ
とか、


変な健康・健康情報を本気で、信じてる方々ね。


昔ならば、

『TVで言ってたけど~』が、典型的な枕詞だったけど、今は、膨大なネット情報が反知性主義の温床になっていて・・・・『ネットで書いてあったけど~』が定番の口調。



反知性主義者は、往々にして自説に固執して、専門家の言うことを聴かないから、

臨床現場で、本当に困る。



私の見るところ、


大卒、40代、女性、インスタ・・・・・がキーワードかな


(あ、今、患者、めっちゃ減ったね)


でも、フォローしておくと、この層は知性的な方も多く、あたりはずれが半端ない。ようは、膨大な情報を処理する能力の差が出る層なんだと思う。



でも、

そういう私も、


医療分野以外では、知らず知らずのうちに反知性主義に陥ることがあって、気をつけているのだけど・・・・


最近、しまったな~と思ったのは


シンギュラリティ!!!!


本気で信じてました。


最近偶々出あった専門書を読んで、


まともな数学者の間では、まだ誰一人、信じられていないということを知りました。



なんだよ、コラーゲンと一緒かよ!

って、

騙されていた私です



偉そうに書いた、

前述のタイプに加えて

案外

私のような●●の専門家も、


他分野については反知性的に陥いやすいのかもしれません。


自信過剰なんですよね、きっと。




専門外のことは、やはり、ネットなんかじゃなくて、


専門書を見るに限りますね。



ちなみに、

最新のガン免疫の本が出ます。

https://www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/book/9784758121194/index.html



こういうのを読むと、

免疫がどういうものかわかります。


若者は、ぜひ!

2022年2月26日 (土)

ドクターウインドショッピングを!

ドクターウインドショッピング・・・・・・・・尊敬する斉藤環先生(精神科医、大学教授、評論家)が、ある新書で、使用されていた言葉です。



ドクターショッピングは感心しないけれど、


私は、このドクターウインドショッピングという言葉、


結構好きです!



ドクターウインドショッピングとは、

つまり、


軽く色々周って、いよいよ、ここぞに決める!

というやり方ですね。



(対して、ドクターショッピングとは、獣医師との関係性を作っては壊し、作っては壊し・・・・それが何度も何度も・・・・どんなタイプの方がそれに相当するかは、獣医師間で一定のコンセンサスが、まあまあ、あるのですが・・・・書きません・・・笑)



3月から、

犬は狂犬病予防シーズン(3月2日以降で接種が可能)


4~5月からは、

フィラリア・ノミダニ予防シーズン(犬、フェレット、猫)



病気ではない予防だからこそ、ウインドショッピングのしがいがあると思う。


予防で、病院を見て周るのも良いシーズンです。



約15年前の大手医療機器メーカーの調査では、設備投資を考えている動物病院は、約2割でした。


あの頃から比べると、


大病院も増えたし、


専門科をうたう病院も増えたし、


病院間の競争も激しいので、


その割合は、若干は増えていると思いますが、


まあ、やぱり2~3割かな。



この季節だからこそ、


主治医に悩んでいる方は


真面目に獣医療に取り組んでいる先生にウインドショッピングで出会うことを願っています。



予防のないウサギの分野・・・・・もうちょっと、なんとかならんかね~と思う分野ですが、爪切りでウインドショッピングすると良いです。ウサギとフェレットは、かなり高度の医療機械がないと診断はつきません。逆に言うと、犬猫でも突き抜けた診断をできる病院は、ウサギ・フェレットでもすごいです。だって、小さな小さな臓器の検査や、マイクロの手術をする機械が必要ですからね。



(実は、エコーやCTや心電計だって、人間用よりも、犬猫用の方が高度なものが要求されます。だって、より小さい臓器を見るのですからね・・・・・いわんや、更に小さいフェレット、ウサギだもの)



我が地域は、車がマスト。


車で30分以内程度で、見つけましょう!




ちなみに当院は、HPでアナウンスしているように、2020年から、新患はうけていませんので、申し訳ござませんです。

 

2022年2月25日 (金)

戦争か・・・最低だね・・

戦争は当然最低だけれども


プーチンさんも

ナポレオンや、ヒトラーに攻められた、ロシア人のトラウマがあるんだろうね。


ウクライナが、

NATOに加盟意思など示さず、ロシアと西欧のバッファーになる道をとっていれば、どうなっていたのだろうか?


ロシアと、ウクライナは同祖の国なんだから、さ。



民主制と、独裁制(一応ロシアは民主制だけど怪しいものね)の対決。戦争は、他の手段をもってする政治の継続である・・・・とは有名な言葉だけど、両政治体制のぶつかりあいだからね。独裁制においては、独裁者は権力から滑り落ちると、必ず殺されるから、プーチンさんも命がけだよね。


世界の半分以上は、独裁国家。


米国に守られ、

米国流の民主主義にどっぷりつかっている日本人と違って


独裁国家の民からみる今回の戦争のイメージは、

やっぱ、違うと思うね。



よく考えたら、NATOだって立派な戦争装置だからね。



オバマさんは、米国では、建国以来初めての黒人大統領だけど、例えばもし彼が、ウガンダで大統領になったら、初めての白人大統領なんだよね。


米国・欧米の価値観のフィルターを除くと、

何が実態かなんて、案外わからんよ。



停戦、はやくしてほしいね。



多分、次は、台湾有事なんだろうね。

2022年2月24日 (木)

理性は間違う

当院HPの、誤診のページにも書いたけど、


昔、

ワクチンを接種しようと思って近づいたら、発作で急死した犬がいた。



数秒遅れて摂取後に死亡していたら、注射のせいになっていただろう。


理性・・・合理的判断・・・は、時に間違う。



犬の下痢でもっとも多い原因は、

拾い食いだけど、


それは、飼い主が、『そういえば、前日、散歩中に何かひろって食べていた』と言っているだけで、


実際は、よく分からない。


でも、理性は、そのように原因と結果を結び付けろとささやく。



臨床は、


確かに合理主義の場だけど、


理性は、時にとんでもない誤謬をすることを意識していないと、とんでもないことになる。


この一点について、


特にこちら側(獣医側)と、そちら側(飼主側)の認識のレベルの差は大きい。


 

2022年2月22日 (火)

私はエイティーン

いきつけのファッション・ブランドで

新人店員さん、発見!


なんと、18歳!

若者好きな私


で、色々質問ぜめ


恋するハート、私はエイティーンって知ってる?

知りません~



ニーチェって知ってる?

知りません~


18歳の頃の私を思い出しながら話をふるが、


撃沈!


親御さんは私より年下って・・・・そりゃ話、合わんわね~



今、若者の間で、友人の居場所を共有できるアプリがあるそうで、50人くらい登録してるそう・・・・



えええええ、自由恋愛できないじゃん


えええええ、イリーガルなことできないじゃん(いけないじゃん)



って、セクハラ、モラハラな発言をかまし、


もはや昭和の不気味なオヤジとかす私・・・・



希望的な話があって、さ


私、若者と話をする時に、アジアに対する偏見の話題を出します。


私は韓国、中国好きだけど、


私の世代は、体感的には約半数が嫌韓、嫌中で、しかも彼らを下に見てるんだよね。


そのエイティーンは、


そもそも、偏見する意味がわからないみたいで、


(そりゃそうだ、あんなクールで、時に熱い韓国エンタメを体感してる世代だもの)


あ~

いい時代だ~

と思うね。


ちなみにエイティーン君は、


彼!


男は、最後は男に走るっていうけど(育てたくなるんだよね)、若い男みると、話たくなる私です。



君、肌、綺麗だよね~って言ったけど、


セクハラだったかね?



go easy

step light

stay free



2022年2月21日 (月)

誤診について

HPの誤診についてのページに関して


実際の症例を

沢山更新しました(ページの最後の方です)


https://www.kitamori-ac.com/reason



誤診することは、日常、意外と多いのですが、


いままでの診察がどうも誤診だと(私自身が)気が付くのは、


飼主が最後まで信用してくれて通院してくれたからです。治療の過程で、『おや?』と、気が付きます。逆に言えば、途中で転院されると、『治ったかな~』もしくは『力およばず亡くなったのかな』と思って・・・・終了。



いかに飼主との信頼関係が日々の診察で重要であるかが、わかります。




さて、当院は、死後解剖もします。

生前、まったく病態がわからなかった症例が

死後わかることもあります。


生前、検査の限りを尽くしてわからなかった症例が、解剖でわかったときは、


本当に感動します(変な言い方ですが、この表現がしっくりきます)。



たまに、遺体での転院症例があります。

死亡原因に納得がいかないので、遺体を調べてくれという依頼です。

脳以外は診ます。



(あ、今は新患はお断りしていますから、以前の話です)


遺体を土から掘り起こして持参した方も、いらっしゃいました。



不幸にも原因不明で亡くなった場合、

主治医との信頼関係があるのであれば、

解剖をお勧めします。

2022年2月19日 (土)

皆様、本当に申し訳ございません。

2020年以来、当院は、新患をお断わりしています。


診察数の増加に加え、手術が2ヵ月待ち、入院舎の確保の問題、獣医師の体調不良等が、その理由です。

本当に申し訳ございません。



今年に入ってからも、

毎日、1~2件程度、新患の診察をお断りしている状況です。



実際に来院して頂いた方を対面でお断りするのは、本当に心苦しいのですが・・・・メール、電話でのお断りも辛いです・・・・・なにとぞ、なにとぞ、ご容赦下さい。



コロナ渦で、獣医療を取ります状況は、

激変しました。


当院だけではなく、関東の少なからずの動物病院は、来院数が3割程度増加しています。コロナ禍で、ペットの飼育頭数が激増したからです。



数年かけてのなだらかな増加ならば、まだ、病院の体制もなんとかなりますが、


急激なこの増加は、異常です。



20~10年前は、

私も毎日、20時間くらいは、働いていましたが、



いや~もう辛いぞ


今度

茂原、東金地域に新しい先生がいらっしゃる(経営が若い新しい先生になる)と聞いています。


若い先生のお力を活力に、


地域一帯で、なんとか獣医療の向上につながればいいな~


(私も年取ったよ~・・・・・最近激務で、体重が年齢より下がりました・・・・は~)

2022年2月16日 (水)

世間と違うオリンピックの見方

オリンピックは、

オリンピアンを観るもの


それにしても、スノーボーダーは、明らかに他の競技者と違うところがあって、興味深い。


それは、


勝利者インタビュー時の、

会話のスローさ


競泳や陸上の選手と比べればよくわかる


思うに、


ああいった命がけのスポーツを好む人間、


いや、

ああいう命がけの競技で勝ち残ってきた人間というのは、



何が起こっても動揺しない冷静な心の持ち主なんだと思う。


医学的に言えば、

心拍数の上がらない人間


他えば


宇宙飛行士

パイロット

スナイパー

外科医


脳神経科学的に言えば、サイコなんだろうな~



平野さんのインタビューを聴いて


いつも


思う


ゆっくりだ~

2022年2月14日 (月)

2つの孤独

谷川俊太郎先生のTVから・・・・・・


先生は、

人間の孤独・・・・孤独の意識・・・・には、


自然宇宙内孤独と社会人間内孤独の2つがある

と、おっしゃる。



本当にそうだと思う。


私は、

それを、

生き物としての孤独と、人間としての孤独とに、言い換えたい。

そして


前者は、

西欧では神が相対化する孤独

(日本ではなんだろうか・・・禅や・・・●●道や・・・・意外とアイドルだったりして)



後者は

人間関係・・・・友人や労働が相対化させる孤独


だと思う。



私もそうだけど、


多分、

若いころから


前者への意識が後者よりも高いと、その意識状態の傾向は、一生ついてまわって、


消えない。



多分

そんな人間は、


幸か不幸か、後者の不幸は、あんまりあんまり気にならなくなるんだと思う。





多分

多分

そんな人間は、


孤独が好き・・・・みたいに思われる・・・・・けど、


それは、

人間は、もともと孤独(自然宇宙内孤独)だからさ!・・・・というニヒリズムが顔をもたげるからだと思う。



こんな人間は、

つまり私みたいな人間は、


世事にはあまり関わりたくないし、時には逆に関わらせてもくれないので、例えば、親類の葬式にも一切でないし、出なくてもOKで、楽ちんだ。

でもさ、

たまに同じ臭いを感じる人間に出会うけど、


サラリーマンだと辛いよね~と思う。



私みたいな人間は、


第一次産業、

自然科学系の仕事、

芸術にかかわる仕事


に就くと良いと思う。


多分、、、、だけどね。

 

2022年2月13日 (日)

悲しいね

谷川俊太郎先生のTVを見た。


意味より前に、存在がある。

(すべてのものに意味を見つけようとする、現代人に対する警告としての発言)



確かにそうだけど、


言語論では、存在の前に、意味がある(言葉がある)



かわいいい動物を見たときに、

脳は、この犬、かわいい・・・となる。



見たこともない種類の犬を見たとしても


この犬、ユニークだね・・・・・となる


脳は、意味・・・・・言語で反応し、存在論ではなかなか反応しない。


脳は犬を見ると、犬にしちゃうんだよね


言葉は悲しい(田村隆一)




2022年2月12日 (土)

ブリコラージュ

当院HPに、

大好きなパンクバンドの曲を、大好きなクラッシック調(ピアノ曲)に編曲したものを


掲載したページを作りました。



https://www.kitamori-ac.com/nickey



富や価値を生み出せる人間というのは、


一部だけど



その富や価値を、少しアレンジして、さも自分が作り出したかのように


錯覚するのも、


心の安定には、大切だよ。



ネットでは、



アマチュアの、職業人に対する、中傷や、価値ある批評にならない批判が


渦巻いているけど、


生み出せない人間の怨念だと思う。


(人間て、ただただ、日常を生きてはいけないもの・・・・・)


当然私も、生み出せる側の人間ではないので、


こうやって、


脳を錯覚させて、心を安定化させるのね。



俺だって、

俺だって、

俺だって、、、、、、、、


って、ね(笑)

2022年2月10日 (木)

55歳

55歳、間近。

思えば自己中心的な人生で、ますますそれが加速していく今日この頃だけど、、、、、


大学の頃、

牧場実習で、

群れから離れて、一頭だけ無心に草をはんでる牛を見て、同期のまとめ役のような奴に、



『あれがお前だよ』って言われて、

ほめ言葉だと思うんだけど

(違うか・・・・笑)

妙に自身がついたもんね。


だって、一番元気そうだったモン!!!


あれが、自意識のtake offだったね。


わははは



面白いもんで、自己中で生きてると、世事には関心は払われない(コンパなどには呼ばれなかったな~)けど、逆にこっちから世間によっていくと、面白がられるんだよね~。


楽チン楽チン


昔、業界紙にインタビューを受けた際のカメラマンに、『今までにあった獣医師のなかで、2番目に獣医師らしくない人間』といわれましたが、
はい、それは正解のイメージです。ちなみに1番は、某犯罪者(笑)。



第一印象が、らしくない・・・ってのが、


飼い主をして、私の自己中を想像させるのに、


丁度いいんだよね~。


目に見えるものは、全て、メッセージですから。



なもんで、

当然ながら敵も多くて、

嫌われること多々ありの人生で、自己中も、大変っす。


しかしさ、


嫌われることに開放的だから、


様々な臭いの嫌悪の風を嗅ぎとる能力が、めちゃ発達してきました。


その風は、時に正当で、時に理不尽に、吹いてきますが


私を反省させ、立ち止まらせ、われに返らせ、


非常に有益な風です。


もしそんな嫌悪の風に気が付かない人生だったら、


私は、単細胞でアホのままだったでしょう。

というわけで、

臭い臭い風をかぎながら、自己中の私は、55歳になっても、ますます、嫌いに鍛えられる豊かな生活を目指します。


2022年2月 7日 (月)

慎太郎さん

慎太郎さん、

亡くなりましたね。


彼の、文学や政治スタイルは肌に合いませんでしたが、仏法・・・・法華経・・・・の解説は、とても勉強になりました。彼の沢山の本で、勉強させてもらいました。


私には、


彼は、永遠の青年将校というイメージでした。


青年・・・・・


青年とは、ある若い時代に、一つの価値観に情熱をささげる若者ことを言うのではと思います。ポストモダン以降、絶対的な価値観が揺らいだ時代を生きている私達以降の世代には、本来的な『青年』は、


いないのでは思います。



彼ならば、

シュウさんや、トランプさんや、プーチンさんとどう渡り合ったのだろうか?


21世紀、日本の若者は、

若者はどう生きたらいいのか、



私達の世代で、そんな壮大な問いを、問いたい人物は、いないでしょう?


ポリシーや、感性は違えど、言説を聴きたくなる方でしたね



彼は、

高名な最後の青年だったと思います。

合唱

転院症例について

2年間、新患をとっていないので


(かかりつけの飼主の、新しい子は見ていますけど)、


現在、当院では、新規の顧客(飼主)を見る場合は、県外からで、ショップや、ブリーダーや、里親の会の方や、ドッククラブからのどうしてもの紹介の方などで、


つまりは、

100%疾患もちの転院症例なんですよね。



なかなか珍しい病院(経営)だと思うのですが


さて、

その転院症例には

3つパターンがあります。


少ない方から


① 明らかに主治医の治療は、おかしいよね


② 主治医が専門外・・・・私も、例えば、神経系、難易度の高い眼科・外科、は、2次病院へ速攻で紹介します。


③ 当院でも一緒の治療でっせ・・・・



です。


個々の①~③のパターンには、診療科に明らかな傾向がありますが、それは、秘密。


で、


③が本当に多いのよね~


ようするに、

主治医の獣医師との信頼関係に問題ある転院が多いってことですね。


でも、


なぜだろうと、色々考えるに


・ ネット社会で、飼い主が、生半可な情報で右往左往する


・ 周りの関係者や、知り合いの獣医師が、入知恵して不安を煽る


が、原因ですね。


それは、

当院に転院時に、大体、●●が良いとネットに書いてあった、××に●●を言われたとか・・・・・が、典型的な会話だから、ね。


①でもその会話は、

起こりえるけど、


その場合は、

大体、サプリとかの陳腐な治療で1年くらい成果が出ないとかのパターンで、そりゃ、おかしいと思うよね・・・・。



ちなみに


えらそうにここまで書きましたが、


当院でも、しばしば???・・・・いや、少ない方かな(笑)・・・・③のパターンで、転院していく子がいます。


関係の絶対性


人間関係は難しいからね


・・・・・・・・・・・・・


③の転院症例の場合、どうするか?


私は、主治医に返します。時には、主治医に浅はかさを謝らせます。



逆に③をされそうになった場合は、どうするか?


転院を加速させますね。


新しい先生に一刻も早くパスするのが肝要ですね。


信頼関係がないところに、治療は成立しませんからね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


先日ね、

9●歳の父が、全身麻酔で手術しました。


主治医に紹介してもらって

ウルトラ高度な病院で手術しました。


それで

無事終了しました。


超高齢の爺のオペなんて、よくするよね~やっぱ凄いね、医者は


手術前後で、状況が変わらなくても、


主治医や、執刀した先生に出会えて、よかった、やりきったよ~、言ってましたね。



おやじ

いい先生に出会ったね!

それも貴方の才能だよ

主治医を信じた結果だよ


・・・・・・・・・・


明日も、がんばろ!!!!!


2022年2月 4日 (金)

なし崩し的に・・・・・

新型コロナの抗原検査キットが、

市中で

販売されています。



私も自分の体調管理も含め、

使用しています。



実はこれ、なし崩し的に、一般販売が実施されているわけですね。



思うに、

どうせなら、


一緒にインフルエンザの検査キットも販売してほしものです。


さらに

どうせななら、


コロナと同時に検査できる連結したタイプのキットを・・・・猫の白血病とエイズの検査は同時にします・・・ね



さらにさらにどうせならば、


下痢のノロウイルス、ロタウイルス、性病のキットも、ね。



医学村は、


庶民は、ちゃんと検査できないから、市中でのキットの一般販売を認めなかったのですが、


結局

今回のコロナのなし崩し的に販売されて、ね


(妊娠診断キットは、病気じゃないから、販売されたんだよね)



キットには、


診断前確率、感度、特異度・・・・という数学的概念を理解する必要がありますが、


中学校の理科の授業で、おせーーーたらいいやん


って思うね。


(ちなみに、TV出演している、コメンテーターの99%は、そんな概念理解してないけどね)




2022年2月 1日 (火)

こうやって落ちていくんだね・・・・

楽しいゲーム

無料の通話アプリ

美味しい食べ物

安価な洋服


に、満足かぁ・・・・


10年前に古市さんが、『絶望の国の幸福な若者たち』と言う本を書いたけど、


日本の若者って、

脱力系でいいよね・・・・。


中坊の息子君見てると、


我々世代が、今の時代に生きたら、偏差値10は上がるね・・・・・・・旧帝大受けなおすかな~。



最近、仕事関係の営業さんとの付き合いで感じるけど、


年齢が下がるに比例して、脱力度が上がるもんね。



100万円OVERの仕事を頼んでも、


まず返事に1週間以上は、はかかる・・・・私が若い頃は、当日だったけどね・・・メールしても、返信すらない営業とか(笑)、ここ数年、そんな営業が本当に増えたよね。



文明は、必ず滅びるけど、

パックスジャポニカを経験した私の世代は、隔世の感がある。



宮台先生が言われるように


東洋に、水が上手くて、自然が綺麗で、美味しい食べ物が沢山あって、人々もニコニコしてる不思議な国があるんだよ~って路線で生き残るしかないのかね。



若者のゲームや、くだらないYoutubeを規制したシュウさん、


このままいくと、


第二の文明開化期の中国の下請け国家になっちゃいそうだね・・・・中国のメタバース、やばいよね・・・・・


(私は、孔子の国としての中国は好きだけど)



日本という国号は、


689年に決まったんだけど、中国からみて日が出る方って意味なんだよね。中国から目線の国号に対して、大正期の右翼には、国号を変えようという運動家もいたくらいだからさ。


冬季オリンピック、始まるね。

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