転院症例について
2年間、新患をとっていないので
(かかりつけの飼主の、新しい子は見ていますけど)、
現在、当院では、新規の顧客(飼主)を見る場合は、県外からで、ショップや、ブリーダーや、里親の会の方や、ドッククラブからのどうしてもの紹介の方などで、
つまりは、
100%疾患もちの転院症例なんですよね。
なかなか珍しい病院(経営)だと思うのですが
さて、
その転院症例には
3つパターンがあります。
少ない方から
① 明らかに主治医の治療は、おかしいよね
② 主治医が専門外・・・・私も、例えば、神経系、難易度の高い眼科・外科、は、2次病院へ速攻で紹介します。
③ 当院でも一緒の治療でっせ・・・・
です。
個々の①~③のパターンには、診療科に明らかな傾向がありますが、それは、秘密。
で、
③が本当に多いのよね~
ようするに、
主治医の獣医師との信頼関係に問題ある転院が多いってことですね。
でも、
なぜだろうと、色々考えるに
・ ネット社会で、飼い主が、生半可な情報で右往左往する
・ 周りの関係者や、知り合いの獣医師が、入知恵して不安を煽る
が、原因ですね。
それは、
当院に転院時に、大体、●●が良いとネットに書いてあった、××に●●を言われたとか・・・・・が、典型的な会話だから、ね。
①でもその会話は、
起こりえるけど、
その場合は、
大体、サプリとかの陳腐な治療で1年くらい成果が出ないとかのパターンで、そりゃ、おかしいと思うよね・・・・。
ちなみに
えらそうにここまで書きましたが、
当院でも、しばしば???・・・・いや、少ない方かな(笑)・・・・③のパターンで、転院していく子がいます。
関係の絶対性
人間関係は難しいからね
・・・・・・・・・・・・・
③の転院症例の場合、どうするか?
私は、主治医に返します。時には、主治医に浅はかさを謝らせます。
逆に③をされそうになった場合は、どうするか?
転院を加速させますね。
新しい先生に一刻も早くパスするのが肝要ですね。
信頼関係がないところに、治療は成立しませんからね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日ね、
9●歳の父が、全身麻酔で手術しました。
主治医に紹介してもらって
ウルトラ高度な病院で手術しました。
それで
無事終了しました。
超高齢の爺のオペなんて、よくするよね~やっぱ凄いね、医者は
手術前後で、状況が変わらなくても、
主治医や、執刀した先生に出会えて、よかった、やりきったよ~、言ってましたね。
おやじ
いい先生に出会ったね!
それも貴方の才能だよ
主治医を信じた結果だよ
・・・・・・・・・・
明日も、がんばろ!!!!!
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