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北森ペット病院


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2022年5月

2022年5月27日 (金)

アンチバクサーの・・・・・

科学の定義は

カール・ホパーによると、『反証可能性』です。


つまり、専門家が正、反、合で、意見を対立させ、科学的合理に達する・・・・小池都知事の好きなアウフフェーベンです・・・・弁証法的精神ですね。


さて、

ワクチン嫌いの方を、

アンチバクサーと言います。



ちなみに私(♂)は、ワクチン大好き派で、子宮頸がんのワクチンも打ちたいくらいです。子宮頸がんは、男性がまき散らしているわけですからね・・・。



コロナにアンチバクサーの方が一定数いて、私は、健全だと思っています(正反合ですからね)。



今回のコロナのワクチンは、今までにないテクノロジー・・・メーッセージを使う・・・もんだから、アンチバクサーには更に恐怖なんだと思います。


コロナのアンチバクサーの論点は3つ



新しいワクチンがDNAを破壊する



長期的にみて免疫系をかく乱させる



ワクチン自体で死ぬ人が増えている(超過死亡数が増えている)


です。


これに対する、現在の主流(ワクチン推奨派)の考え方は



この論理の主要論文が最近撤回されました。

https://www.mdpi.com/1999-4915/13/10/2056/htm




現在のところ不明です(だって、まだ接種後2年)。でも、その可能性を導き出すような臨床データはない。



超過死亡数とは、前年度から予想される死亡数をうわ回る、死者数の実態です。確かに、2021年以来、日本では、超過死亡数は増えています。東日本大震災の時に匹敵します。

つまり、予想されない死者の増加が、ワクチン接種によるもの・・・という理論です。

さて、数週間前、この疑問に、中央薬事審議会で感染研が答えました。その時に、使用したデータを添付します。


1_20220527105001

感染研の意見は、もし超過死亡数の多くがワクチン接種によるものであれば、グラフの傾きは、接種開始後から急激に上昇するが、どちらかというと、接種開始前に傾きの角度が上がっているので、超過死亡数とワクチン接種には相関はない

という答弁でした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ま、どっちにせよ、あと数年は、このままのコロナ渦ですね。

 

つながり

男性は、

会社を退職すると(仕事をやめると)、



他者とのつながりを失い、寂しい最晩年を過ごす・・・・



対して女性は、

地域コミュニティでつながっていくのが得意だから


意外と余生をハッピーライフですごぜる



周りの男性をみると実感だね・・・(男性は、仕事の肩書きが災いして胸襟を開けないんだね)




というわけで、


私もあと●●年は現役だけど、



リタイア後の余生を考えて、


昨年から、色々と活動をはじめています。



ちなみに私の、キーワードは


・生徒になること

・芸術に関わること

・少年時代の憧れの世界にかかわること


ですね。

もうすでに



憧れの方に会えたし


憧れの世界の方と、知り合いにもなれたし



憧れの世界のファンの方たちとも友人になれそうだし


その過程で、思わぬ有名人?とも顔見知りになったし



少しずつ

世界を広げて生きたいね。



もう少し暇だったら、趣味のドラムの知識を生かして、古典の雅楽とかやりたいけど・・・・・・無理かぁ~

 

 

2022年5月19日 (木)

4620万問題

日本の劣化を感じるね。


4620万円問題!


銀行も含め、少なからずのプレイヤーがいて、誰も、気が付かないってね・・・。



私も、そりゃ多くは無いけど


様々な組織に関わって、


肌感覚で、組織の2割くらいの方は責任感で現状を変えるくらいのパワーがあったけど、今はその割合も相当減ってるんだろうね・・・ことなかれ主義だね。

法律の問題はあっても、さ


は~

・・・・・


さて、


私も


実は昔、


銀行に自分のお金を全て、知らない人に、完全に銀行側の手違いで、誤送金されたことがあります。


あれには、笑ったね。


100%取り返してくれたけど(当たり前だ!)

でも

なんと、返還する為の手数料を、数百円とられましたね。


数百円を、私に払って欲しいと言う銀行員の姿に、




銀行員といえばエリートと思っていたイメージを完全に崩されましたね。


数百円をどうするかで、

イメージにまで影響を与える



お金って、面白いね。



2022年5月16日 (月)

国民国家

島国日本にいると、


さも太古の昔から


均質の民族、宗教、言語で民衆を組織化するツールとしての

国民国家が

世界中に存在していたと勘違いするけど



たかだかウェストファリア条約以降の、

300年なんだよね。



ロシアから、人々が出国している状況とか見ると、


はっとするね・・・。



日本(人)は、本当に特殊だよ。


(幻想の上でも、逃げるところがない・・・・というね)


2022年5月10日 (火)

ロック

NHK特集
 
チェコの革命(ハベル)と、

ルー・リードとの、深い絆を、


見事に描いてましたね。
 


メルケルのときも、

ニナ・ハーゲンとの関係性を上手くまとめてた。
 



ロシアにも、キノーや、プ●●ーライオット聴く政治家が出ればね・・・。


 
そいつらを聴くと、


そいつのポリシーやカルチャーまでわかるバンドって凄いんだよね。



それが、POPとRockの境界だね。


2022年5月 4日 (水)

急患のこと

ド素人に、暴言吐かれるほど、腹立つことないわけで・・・



大好きな、偉大な龍一教授も言われてたな・・・・




『てめー獣医なら急患ぐらいみろよ!』


と、朝起きると、


病院の留守電に馬鹿な留守電が・・・・・・



多分、これ獣医、あるあるなんですよね。



一般の方には、比較的誤解が多いですが、


多くの獣医師は、基本的に、急患ばかりです。ただ、急患を診察する時間帯が、朝と夕方の時間帯だけ! というだけなのです。


意味わかりますね!!



24時間急患受けたら、死にますね。


(という私も死にかけました)



じゃ、夜中、急変したらどうするんだ!


24時間やってる病院へ行って下さい!


(千葉県内で、24時間の良い病院は、当院のHPにリンクしてあります)



ちなみに、私が20時間診療していた若いころ、深夜の急患のデータを数年とっていたことがあります。その結果は、本当に急患なのは、多く見積もって10%くらいでした。


だって、


ヒトと違い、心筋梗塞(動脈硬化がない)ないし、交通事故はないし、殺人事件ないし、自傷行為はないし、赤ちゃんのひきつけないし・・・(脳梗塞は、あったとしても、処置できません)



ちなみに、

当時の当院の深夜急患のTOP5は、


・下痢、嘔吐(大体、おやつが原因)

・薬、フードがきれた(飼主が原因)

・癲癇

・昼に行けなかった(飼主が原因)

・異物食べた(飼主が原因)



でしたね。


年間、150件くらい深夜の自称急患をうけてましたが、なんか、疲れて、体調不良もあって、止めました。


でもね、


働き方改革を自身でやって、その分、色々専門分野も増やし、



夜間急患をやっていたあの頃よりも、

確実に


総体としては、

動物の命を助けているという実感はあるね


2022年5月 3日 (火)

獣医の名医の最低条件

ある高名な医師が、つぶやいていたので、

ちょっとパクりますね




一般的な飼主が思う獣医の名医


『うちに来たら、なんでもわかるから、安心してね』



獣医師が思う名医


『その診療科や、特殊な犬種の疾患は、わからないことが多いから、他の先生に聞いてみるね』




当院は、ドーベルマンの心臓疾患の研究をやっていて、県外からも多数来院があります。なので、ドーベルの犬種特異的な疾患は、大体把握しているつもりでした。


心臓病(拡張型心筋症)は当然ですが、ウォブラー症候群、フォンビレブラント病、再発性側腹部脱毛症・・・・・などなど。



千葉のほんの一部では、


ドーベル専門の病院と言わているようで、


少し(かなり)うれしいのですが、



最近、

全く知らない、ドーベルの神経疾患に出会い、

衝撃でした。



https://www.youtube.com/watch?v=3SZDA32TKBs



頭が震える病気で、


ドーベルマンの突発性頭部振戦といいます。



ドーベルの飼主にこの動画を見せられて、


『これなんでしょう?』


『えええええ、まったくわかりません(焦)』



ちょっと調べますね・・・・


と言って、


仲間の獣医師30人くらいに情報求めたら


なんと、


10分で答えが返ってきました。



飼主は、1年くらい悩んでいたようですが、あっけないものです。


あとで調べると、


海外では、Youtubeで飼主が、沢山、動画を上げていました。



ドーベル専門と自信があった獣医の


私なんぞより、


海外の飼主の方が、知っていたわけです。



全科診療の獣医なんてこんなものですね。



最初の話に戻りますが、


私が名医かどうかはともかく(目指してはいますが)、


全科診療の獣医療において


名医の最低条件は、



多くの獣医の知り合いがいることですね。




2022年5月 1日 (日)

循環器の好きな獣医師の先生方へ

久々に、業務に関するアナウンスです。


現在、私の家族に、

非常に特殊な先天性心疾患のワンちゃんがいます。



先天性の心疾患を3つ・・・・3心房心、肺動脈狭窄症、PDA・・・・・持つ子です。



あるボランティアの方が、


悪徳ブリーダーから保護して、


心臓病の臨床研究をしているご縁で、私が譲り受け、


現在当家で大切に育てています。



当家に来たときは、失神の症状もあったのですが、投薬により、ほとんどなくなり、状態は安定しています。



心臓病を極めるには、あらゆる心疾患の心臓エコーをみる事が重要です。


なかなか、大学にも症例としてはいない子なので、


もしご興味のある先生がいらしたら、


病院にメール頂けたらと思います。


数ヶ月に1回、エコー検査を実施しているので、


その際に、ご一緒に如何でしょうか?


(既に県外からも、何人かいらしています)



その他、時間が合えば、SASの犬も見られるかもしれません。



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