困ったな~
開院して25年ですが、
こんなに忙しい1年は経験がないです。
新患はもう2年ばかりとっていないので、日々の睡眠時間が4時間程度は確保できるくらいには落ち着いてきましたが、手術は2カ月待ちの上、とうとう入院舎も満杯近くになりました。
恐ろしいことに、現在、コロナ渦(に加え、ウクライナの問題?)で、医療機器の生産・流通がズタボロで、例えば点滴機器が購入できません(獣医だからではなくて、医師も含めてです)。
私がお付き合いがある関東の動物病院も、状況は一緒で、ひっぱくしているところが、かなり出てきています。
コロナ渦で、
・ペットの飼育頭数が異常に上昇していること
・スタッフのシフトに影響が出ていること
もしかしたら
・異常な熱波
なども、影響しているかもしれません。
当面、飼い主にお願いしたいのは、
・無理に、新しくペットを飼わないこと
・誤飲・誤食/熱中症など、予防できるものは予防してください
・時間がとられるので、電話相談は止めてください
今日は休診日。
上述したように、入院の子の管理をしていますが、ふと外を見ると、こんなに暑いのに、浮浪者がごみ箱をあさっています。お互い、色々大変だよね。がんばって、生き延びましょう。
・・・・・・・・・・・・・・
そうそう、
コロナですが、
とうとう解熱鎮痛薬のカロナール(アセトアミノフェン)に出荷制限がかかりましたね。
カロナールが、
今までの様に簡単には手に入らない状況になったということですね。
需要(高熱の患者)と、供給(医師の処方)のバランスが崩れるほどに、
全国で、高熱の患者さんが増えているということ。
小児の熱性けいれんや、がん患者さんにも有用なので、ほんとうにこんな一般的な薬が出荷制限なんて衝撃です。
こういうときは、
互いに節度をまもって、
生活していきましょうね
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