誤診ね・・誤診・・
臨床現場では、
しばしば誤診があります。
私もありますし、あなたの信頼している、先生も、絶対にしています。
例えば、
いったい、痛いのか・気持ち悪いのか、気になるのか・痒いのか・・・・さえわからない状況で
高額な検査のオーダーも気が引ける場合、
薬の反応を見ながら、
初見の見立てが正しいかどうかを
数日後に判断する
なんて流れはショッチュウで、
そこで、薬が効いていなければ、初見の見立ては間違い・・・誤診・・・となる
誤診はしばしば・・・というわけです。
さて、誤診を完全に無くすことはできないですが、
誤診を、なんとか早めにリカバリーすることは、重要です。
でも、
それにはそういう、リカバリーできるようなシステムがなければ、なかなか難しいです。
システム・・・
やはり、ヒト中心なのかな・・・・。
たとえば
治療するも、1か月も、症状に変化がない場合
院内で、担当の先生を変えてもらう
転院して他の先生に別の視点から診てもらう
のが、良いのかね
獣医師が治すというより、獣医師達で治すという視点ね・・・
ただし、
元々の先生と、後の先生の思考が、有機的につながっていないと大変で、後の先生が、前の先生の医療行為を否定するような場合は、上手くいかないことが多いですね・・・・獣医業界あるあるですね・・・効果のなかった検査や治療も、病気を見極めるうえでのルールアウトとして重要なわけで、そのあたりに考えが及ばない獣医師にバトンタッチすると、
ほんと悲惨です。
医療の世界は、単科診療と、保険医療が基本なので、よほどのおかしな先生に当たらなければ、日本中どこに通院しても、標準医療が受けられるし、医師間で有機的な思考のつながりがあるように思います。
それに対して
獣医療は・・・。
経験主義と、俺様主義がいまだにバッコしている世界
誤診をリカバリーできるシステム・・
どうしたらよいんでしょうね?
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