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北森ペット病院


獣医療・ペット

2022年2月 7日 (月)

転院症例について

2年間、新患をとっていないので


(かかりつけの飼主の、新しい子は見ていますけど)、


現在、当院では、新規の顧客(飼主)を見る場合は、県外からで、ショップや、ブリーダーや、里親の会の方や、ドッククラブからのどうしてもの紹介の方などで、


つまりは、

100%疾患もちの転院症例なんですよね。



なかなか珍しい病院(経営)だと思うのですが


さて、

その転院症例には

3つパターンがあります。


少ない方から


① 明らかに主治医の治療は、おかしいよね


② 主治医が専門外・・・・私も、例えば、神経系、難易度の高い眼科・外科、は、2次病院へ速攻で紹介します。


③ 当院でも一緒の治療でっせ・・・・



です。


個々の①~③のパターンには、診療科に明らかな傾向がありますが、それは、秘密。


で、


③が本当に多いのよね~


ようするに、

主治医の獣医師との信頼関係に問題ある転院が多いってことですね。


でも、


なぜだろうと、色々考えるに


・ ネット社会で、飼い主が、生半可な情報で右往左往する


・ 周りの関係者や、知り合いの獣医師が、入知恵して不安を煽る


が、原因ですね。


それは、

当院に転院時に、大体、●●が良いとネットに書いてあった、××に●●を言われたとか・・・・・が、典型的な会話だから、ね。


①でもその会話は、

起こりえるけど、


その場合は、

大体、サプリとかの陳腐な治療で1年くらい成果が出ないとかのパターンで、そりゃ、おかしいと思うよね・・・・。



ちなみに


えらそうにここまで書きましたが、


当院でも、しばしば???・・・・いや、少ない方かな(笑)・・・・③のパターンで、転院していく子がいます。


関係の絶対性


人間関係は難しいからね


・・・・・・・・・・・・・


③の転院症例の場合、どうするか?


私は、主治医に返します。時には、主治医に浅はかさを謝らせます。



逆に③をされそうになった場合は、どうするか?


転院を加速させますね。


新しい先生に一刻も早くパスするのが肝要ですね。


信頼関係がないところに、治療は成立しませんからね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


先日ね、

9●歳の父が、全身麻酔で手術しました。


主治医に紹介してもらって

ウルトラ高度な病院で手術しました。


それで

無事終了しました。


超高齢の爺のオペなんて、よくするよね~やっぱ凄いね、医者は


手術前後で、状況が変わらなくても、


主治医や、執刀した先生に出会えて、よかった、やりきったよ~、言ってましたね。



おやじ

いい先生に出会ったね!

それも貴方の才能だよ

主治医を信じた結果だよ


・・・・・・・・・・


明日も、がんばろ!!!!!


2021年11月27日 (土)

今年は4頭、家族になりました。

獣医だと

職業を明かすと、

ひかれる、私。


動物、好きそうに見えないんでしょうね~。わかってます。


というわけで、


今年は、家族が4頭も、増えました~。

猫2頭、犬2頭


これで


現在

猫7頭、犬3頭

の大家族で~す。



計10頭

頭数、話すと、

ひかれる、私。


増えた猫2頭です
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1169


『何なさってる方ですか?』

『えっと、パチンコの両替とか・・・』


(私、いつも大きなセカンドバックもってます・・・・学生時代も、両替屋みたいと、よく言われてましたので・・・・笑)


『あああ・・・・・・』


『趣味はなんですか?』

『なくて、そろそろペットでも・・』

『似合わないですよ~』


引き返せない会話が永遠続くのでした・・・・・良くある街での一コマ


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2021年10月26日 (火)

18、24、35

私の大好きな検査機器・超音波診断装置

通称エコー


画像の分解能(精密さ)は、プローブの周波数が高いほど良い。



4年前に当時世界最精細だった18Mを購入

1.2mmの胎のうが、こんなにでかく見えて



昨年、世界最精細となった24Mを買って

2mmの胎のうが、更にこんなにでかく見えて
 



ぐああああ、35Mが出てしまいました。

欲しいです。


(獣医の臨床では、ほとんど意味はないと思うけど・・・・プローブは軽自動車1台分・・・・あ、本体は別ね)

2021年9月20日 (月)

なかなか、脳を・・・・・・・

当院は、

かなりユニークな病院であろうと思います(認識しています)。


色々、他院とは違うポイントはあるのですが、その一つに、当院は死体の解剖が非常に多い(ヒトの場合は遺体で、動物は死体なんですよね)というのがあります。


生涯、一度も解剖しない臨床獣医師もいますが、


当院は、今年に入って、はや5検体の解剖をしています。心臓突然死の疾患を多く診るので、その解明の為という背景もありますが・・・・


さて、解剖は、

基本、全臓器を対象に摘出を行いますが、


どうしても摘出に躊躇する部位があります。


それは

脳です。


学生時代は、

実は、しょっちゅう、ある動物の脳を取り出しては、研究にもちいてましたが、30歳を過ぎて臨床家になった後は、脳を摘出できなくなりました。


精神的にですね・・・・・(多分、飼い主側も、脳の摘出には狼狽するような気がします)。



人間の医学研究者、解剖医は、当然のように脳を摘出しますが


(原因不明の死亡の場合は、必ずしますよね。当たり前ですね)


どうも精神的に、できません。



栄養学や獣医学の進歩で、ペットも高齢化がすすんでいます。


高齢の人間で認められるような痴呆の様な脳の機能障害も、しばしばペットでも観られますが、そのような症例を、ヒトのように死後に脳を摘出して研究したという報告も非常に少ないし、


摘出されたかのアインシュタインの脳のように、非常にクレバーなペットの脳を死後調査したという報告も、皆無です。


私以外の獣医も、

脳の摘出には躊躇していると思います。


なかなか表現しづらいのですが、


獣医は、脳になにか文学的な意味付けをしており(単に生物学的な対象物として見られない)、死後、ただの物体になったとしても、その意味付けを精神が超えられないのではないかと思います。




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2021年8月 2日 (月)

レベルの差の根源

医学と獣医学のレベルの差は

マスマス開いていっているわけだけど、


多分、TOPクラスの差が酷いんだよね。


特に臨床系は酷い


医学の論文8割、獣医学の論文2割くらいで読むんだけど、


医学の論文は、

これまでの経緯と先人への敬意から始まり、自分のやったことの意義、そしてその客観性、加えてまだ不可知な部分を掘り当てる作業なんだよね。


これに対し


獣医学の論文は、


俺これやった、オレすごい・・・で終わり。


読むに耐えん。



よく例えるけど、


獣医学の臨床系の論文て、


高校生の夏休みの自由研究みたい。


差が、広がるわけだよね。


まあ、よくあるブログでの症例自慢といっしょね。


悲しいね。


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2021年7月18日 (日)

非合理性で世界は成り立ってますけど・・・・

教育TVを見ていたら、

サルとの比較で、


ヒトの一夫一妻制の非合理性・・・つまり一夫多妻制の方が合理的・・・・・自然ということね・・・について、世界の権威が語っていました。



政治の世界も、

政策合理性ではなく、好き嫌いで決まっているわけだから・・・・・対幻想ね・・・さもありなん。


人間は、非合理的なんだよね。



私たちの仕事の世界でも、


例えば、

その症例のデータを見せてくれれば、

知は、

少し前進するのに・・・・・・


と、言うところで、


邪魔や意地悪や拒否が入ることがある。



獣医学の進歩という立場からは、非合理的な態度ですが、

でも、たしかに、

自身の地位をあげる為には、他人を、よりあげないようにするという意味では、その行動は合理的だけど、さ


気が付いていると思うけど、

世の中は、

自分たちが出会ったこともない優れた人たちによって動かされています。


考えてもみ!


日本のGDPは、5000億ドル。


それを、労働者人口で割ると、一人800万くらい?・・・・つまり、世帯収入が1500万くらい稼いでないと、国に差し出すよりも、もらっている方が多いとうことだからね。


(まあ、ブルシットワークで稼いでいる馬鹿も多いけどね)


でも、

その、社会は一部の優れた人間のおこぼれ(笑)で動かされているという一見非合理的にみえる状況も、


社会の安定ということから考えれば、

最終的には、(彼らにとっても)合理的なんだよね。



一夫一妻制も、一人の遺伝子という意味では非合理的だけど、社会の安定という意味では合理的なんだね。



でもさ、

非合理的な態度が

獣医学では、

優れていると思われている人間・・・・知の最前線たる大学(人)や、専門家に多いから、

悲しいんだよね~。



私は、

獣医業界における、意地悪人間マップを作るのが大好き・・・・さ!!!!!

つながるんだよね~

意地悪人間同士、さ!


(私もある意味、意地悪かな!わはははははは!)


あ、でも最近の流行は、


専門家でもなんでもない人間が、


無垢な馬鹿な獣医師相手になんちゃって講義DVDを売ったり、オンライン講座やるという、本人にとっては経済合理性があるけど、業界の将来にとっては非合理的な状況ね・・・。


もう酷いよ・・・。



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2021年6月28日 (月)

幸せを感じる・・・・とき

交配14日目の、超音波の犬の妊娠診断画像です。




交配21日目の、超音波の犬の妊娠診断画像です。3Dにもしていますが、もう心臓の拍動らしいものがわかります。




なかなかレア動画で、

実際、3D化は、世界初だと自負してます(誰もやらんしね・・・笑)


これは、ドーベルの妊娠診断ですが、体重が10分の1程度のトイプードルでも、この日数での大きさはほぼ同じです。つまり、交配14日目程度で、診断可能です。細胞の大きさ自体は、ドベも、プードルも変わらないので、そうなるんでしょうね。


・・・・・・

さて、タイトルの

幸せを感じるとき・・・・・・・世間のアンケートなどをみると、家族、友人、恋人、子供との関係性で語られるケースが本当に多いと思いますが、


でも、裏を返せば、それは、不幸の場合も、

それらに、

依存するということです。


それらとは他者です。


仕事での成功を、幸せと考える方もいますが、それだって、芸術家以外は、他者があってのことで、結局、不幸も、上記と同様で表裏ですね。



昔から変わり者と言われてきた私ですが、私が、他人と違う感性があるとすれば、


それは、


他者がまったく介在しない世界・・・・・・・・意識が主体の人間社会以外の世界・・・・(国境なんて線は、実際はないしね)・・・・が、世の中に確かに存在していて、それを見たりして、驚いたり、幸せを感じる感性ですね。


その世界を、自然・・・


と言ってもいいのかもしれないけどね。


上記の動画を、同業者に見せても、『それで?』っていう回答が99%(笑)。


まあ、別に私の動画で驚かなくてもいけど、


『それで・・・・』という意味を問うのは、哀れだよ~。


(見たこともない)自然(現象)をみて驚くということが、自然を相手にしているはずの獣医師の中でもほぼなくなっているというのは、本当に象徴的で、そりゃ、一般の方は、


人間関係、仕事・・・・で幸せを探そう!!!!!!って・・・・・・・疲弊すると思うね。だって、表裏だからね。



人間社会以外の世界を、探索できる人間こそ、人生をエンジョイできると思うよ・・・・。


獣医療なんてさ、

自然が向こうからやってくるわけで・・・・・・・ある意味、驚きと、幸せの宝庫だよね。


毎日が、発見さ!

そんな病院に、しつづけたいね。


(当院へ、遊びにきたいというまったく知らない若い先生の問い合わせが、稀にですが、あります。ウェルカムだよ~。症例もっておいで!)


2020年12月10日 (木)

5%の方は、無料だね

謎があるから、テクノロジーやテクニックが進歩します。


見方を変えると、

分かったテイで、もしくは分からないことに納得したテイやってると、

獣医師、病院の進歩は無い。

 

9割の分かりやすい病態を沢山あつめて、

儲けるものいいけど、


いかに謎に興奮して、学びを立ち上げるかが、

進歩の肝なんですね・・・・・・・

で、

その場合は、

無料で症例をみるべきなんだよ(自腹を切ってってことね)。


だって、

何がなんだかわからないんだから、こっちが学ぶわけね・・・・ヒトの医療だってそう。ヒトの医療は、謎の(研究の)段階では、医療点数がつかないから、患者に、行為の対価を、診察料として、請求できないんだよね。



というわけで、

現在当院の来院患者の5%弱が、

その謎の患者さん

つまり無料。


自腹切って、無料でって、かっこいいでしょ~。


でもね、私はウルトラ功利主義者。半端な料金以上に、得ることが大きいから、やってます!

だって、謎だよ! 謎だから、先端科学と触れ合えるのさ。


遺伝子関係の検査を無料でやってるのも、そういうこと!!!


今日も、

おそらくもう、一生出会えないであろう症例の検査をさせてもらいました。


この子に出会わなかったら、疾患のこと、検査法のこと、先端科学のこと・・・・・・・学べなかったね。


 

そうそう、

いつも思うんだよね、

CTとかMRIを、

もう少し、謎のため・・・・無料で(研究で)使わせて欲しい。


あああCT欲しい(誰か、土地つきで買ってくれ!・・・動かすときは、研究で無料!!!!)

2020年11月13日 (金)

今日も最高

いつも、今が一番楽しい私です!

さて、こんな私でも、歳をとっとな~って思うことがあります。


はじめてのその記憶は、
桑田・清原!

甲子園のスターが、年下に気がついたときでした。


その次は、
42歳で、年下の医師の診察を受けたとき。

社会的地位の高いヒトが年下って、衝撃でした。


・・・大学教授、首相・・・は~・・・・今後、続くね。


で、本日は、水疱瘡ワクチンを接種に、夫婦で、go to clinic

(帯状疱疹の予防ね!)

『北森史代さん、隆士さん』って

とてもホスピタリティの高そうな看護師さんによばれて、診察室に入った我々カップル。


やっぱり!!!!

年下の女医さんがいらして



で・・・・・・第一声が


『ご兄弟ですかぁ?』

キャーー、たぶん、マスクした私を女性だと勘違いしたんだと思います。


『夫婦で~す』

最高でしたね。


診察室に2人同時に入ることも少ないだろうし、電子カルテ以前の、ワクチン接種同意書を眺めながらの、場の流れでの第一声でしたからね

とにかく急がしい対人関係の職種って、コミュニケーションを重要視すればするほど、頭で考えるより先に発話するんですよね。会話が途切れるより、仕事のテンポが優先するんです。


脳にドライブがかかっている証拠です。発話で、思い込みの間違いを事後的に調整していくんですね。


テンポのある、いい先生だな~って思いました(流石、エビデンスも最近は、先生から話すんですね)。


診察後、他の看護師さんが、柱の影から、ちらっと我々をみにきて、ウフってなってから、バックヤードで、何か微笑ましいトークがなされたのでしょう(笑)


(起こらないはずのことが起こるのは、大体、自分のせいで~す、あはははは)


コロナ渦で、ストレスフルな医療人に、少しでも、笑いを提供できたとした

最高でした!!!!


そうそう、先週の木曜日には、某ヒトの大学病院で、

排尿中に、

これも良くあることなのですが

入ってきたおじさんに、

『あ、女の人とか思って、びっくりしたよ~、オレ、もうろくしたかと思ったよ』



女性的なるものが、美の象徴だと思っているので、

2週続けて、


ハッピーーーーー


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2020年11月11日 (水)

純粋科学による根本的な病態の把握と治療とは

科学的とは、ある法則に基づいて、結果を予想したり理解したりする作法。

その法則が、数式で、眼に見えない概念で表現されてはじめて、


科学は、純粋科学といえるけど、


医学はまだまだその粋に達していない。


まだまだ眼に言える現象と現象をつなげているだけ。

さて、全ての病気は、たんぱく質の質的、量的な異常が原因で・・・ちなみにコロナも、粘膜上のAgⅡというたんぱく質から進入する・・・・・そのたんぱく質は、遺伝子によってコードされるから、


全ての病気は遺伝子の法則によるはず。


遺伝子は、眼に見えない概念だから・・・原子や分子みたいにね・・・・遺伝子の変化の法則がみつかったら、かのE=mc2みたいに、医学も、ようやく純粋科学になるわけね。



E=mc2



Eが病気で、mが遺伝子で、cがまだ発見されていない概念で・・・・みたいにね。


そうそう、ヨーロッパ人がアジア人より、コロナの重症化リスクが高いのも、ネアンデルタール人由来の遺伝子をより多く持っているからで、それがある種の免疫をつかさどるたんぱく質の異常を引き起こすからで、やはり、現象は、たんぱく質=遺伝子。


ということで、


病気の根本的な把握は、遺伝子の変化の法則が解明されないと無理なわけで、根本的な治療も、その法則に則ったものでなければならない。

道は険しいわけね!


なので、

薬を飲んだら・・・・食事を改善したら・・・ストレスをなくしたら、

●●病の進行を遅くする・発症を予防する・・・・・


というのは、まだまだ、だね。



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