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北森ペット病院

獣医療・ペット

2012年5月24日 (木)

バスの事故で・・・思う

先だって高速でのバスの事故、悲惨でしたね。

低料金で、安全の確保が可能であればいいけど、長距離バスで運転士が一人という、リスク管理が安易な上での低価格・・・さもありなんですね。

さて、わが業界、

現在、犬のフィラリア、狂犬病の予防の真っ只中ですが、料金の問い合わせが最も増える恒例のシーズンでもあります。

予防薬、ワクチン、ドック検診、去勢避妊手術・・・・当院ではそれ以外の手術も増えているので、それに伴う手術・入院費の見積もり依頼などが問い合わせの多くを占めます。

料金の質問をすること自体はまったく問題ないのですが、『他院はもっと安かった』とか文句?を言われることも・・・・・・・・なるべく低料金で!・・・・が飼主の心情なのでしょうが・・・・・・・診療の合間をぬって詳しく説明もできないのが現状です。

今回は、そういうわけで、(日夜がんばっている獣医師達を代表する気になって)、料金に関するボヤキを少々書きます。

(大前提として、統一的な価格は独禁法に触れるという認識は常識ですね)

決して、高額だから良い医療というわけではありません。しかし、動物病院というのは、常に成長しなくてはいけない高度なサービス業です。そのような観点から言えば、あまりに安い料金というのは疑問ですし、安全の確保という側面からも大いに問題ありです。

●手術・入院の料金

高度で、できる限り安全な手術を遂行するためには、より高価な医療機器、より先進の高額な麻酔技術、そして獣医師の関わる人数が重要になります。明らかに標準以下の設備の病院よりも、より高度な設備で行う手術が高額になるのは当たり前です。当院は必ず2人の獣医師がいないと手術はしませんが(だって、手術中、一人が倒れたらどうするのでしょうか?)、より多くの獣医師が関わるようにサポートされた手術は、同じ手術でも高額になります。

入院費も、ベテラン獣医師が数人泊り込んで状況をモニターしながらサポートできる施設と、テナントのような施設でサポート体制が組めない施設では、そもそも料金設定に差が出るのも当然です(たまに大病院で研修生使って安くするところもありますが・・・)。

●ワクチン料金

ワクチンは、いかにより安全性の高いものを選ぶか・・・・獣医師が、学会、製薬会社とのつながり、研究者とのつながりを利用して、その情報を如何に得るかが重要で、当然、料金設定にそれらが反映されます。薬の卸問屋が、安いからコレまとめて買ってよ~ってものを買って安く接種しているようでは、あまりに安易ですよね。10年前くらいに、小児科の一部の先生が、インフルエンザワクチンのより安全性が高いと思われるものを他院よりも高額の設定で接種していましたが(卸売りの価格が高いので当然接種料金は高くなります)、当然です。

●ドック検診

数年前からの傾向ですが、ドックに使用する機械を病院で持たずに、全て採血サンプルを外注に出して(検査機関に出して)検診を行うやり方が、一部で流行しています。実は、これは人間の病院のやり方と同じなのですが、私はあまり感心しません。

外注も院内検査も実は多くは同じ機械を使用しているのですが、(要は自分で機械を購入して自分で検査するか、他社・他人に検査してもらうかの差)、自身で検査するのって、経験値として臨床医の財産になります。ま、病院の経営上様々な考えがありますでしょうが、料金設定は、外注した場合は安く、院内検査が高くなるのは当然ですよね(他人ではなく、担当医自らが判断するわけですからね)。

●フィラリア・ノミダニ予防薬

私は、フィラリア予防薬の料金設定で、病院が選択されているとは思わないのですが、どうなのでしょうか・・・。神の見えざる手・・・・と言いますが、手術や入院費やドック検査費などとは違い、フィラリア予防薬の価格は、まさにソレですね。安いところから高いところまで正規分布をとるように色々価格設定がなされます。

問い合わせで、『●●病院はもっと安かったわよ!』なんて叱られることがあるのですが、

(なんでしかられるのかよくわかりませんが)

『ゴメンナさいね。うちの方針なんです』といいながら、昔、学校で習ったよね~アダムスミス・・・・・って心で思ってしまいますね。そりゃね、医療機器買わなくて良いのならば、幾らでも安くできまっせ。フィラリア薬や処方食を安いネットで買う方がいますが、物売りに儲けさせても、結局、あなたの病院の(街の)獣医医療水準は上がりませんよね。

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で、はじめにもどりますが、やはり、バスの事故は教訓だと思いませんかね?

アダムスミスと、あなたの病院のここ数年の進歩、安全とは何か・・・・病院の料金は、そこから考えてみましょうね。

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色々な病院の例えばワクチンの価格を比較してブログとかで書く人がいますが、止めた方が良いですね~。理由は上記の通り。獣医療行為は、高度な技術です。料金が実際何を反映しているのか、飼主には全てを把握するのは無理だと思います。料金の並列的な書き方は、かなり獣医療を冒涜していると思います。

ちなみに、何年もかかりつけて、やっぱり納得がいかない料金だった場合には、転院が一番いいですね。納得なくして、医療はありえません。なにせ、死亡率100%ですからね。納得が重要です。

2012年5月10日 (木)

自然の脅威

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竜巻の映像、衝撃的でしたね。

わが街茂原でも、歴史的な竜巻があったそうですが、幸いなことに、当時は学生で、他県にいました。

当院の近くが大被害にあったそうですが、

データによれば、県内のある地点が竜巻被害域に入るのに要する期間は千葉県で11000年だそうですから、(東京は7700年で最も短い、つまり発生率が高い)

生きている間は二度とないでしょうね。

それよりも私が怖いのは、雷!

福島の方にはもうしわけありませんが、原発の無い国と、雷の無い国だったら、原発が1km程度以内にあっても雷が無い国を選びたいです。

それくらい恐怖です。

たまに、犬で、雷を怖がる子がいて、安定剤を処方しますが、えええ、私も、(なんちゃっですが)安定剤なくしては雷がのりきれないことがあります(ある種の市販薬◯◯は、少し高濃度飲むと眠気が出て恐怖感がなくなります。この効果を改良し●●薬は2000年代爆発的に売れましたね)。夜の雷は、家の中でも怖いです(あああ自営業でよかった)。

私の愛車は、内側がプラスチック制ではなく鉄板なんですが、これって、雷おちても大丈夫なんですよね? 車の会社に数回聞いたんですが・・・回答がない・・・。

誰か教えて

2012年4月 9日 (月)

縫いぐるみ・おもちゃ

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この業界にいて、この業界にいたからこそ、得したな・・・・と思えることは、そうそう無いのですが、数少ない『得』が最近ありました。

ダニのぬいぐるみをもらったんですよね・・・・・・。なかなかないですよね・・・。そういえば以前に、ノミのおもちゃをもらった事もありましたね。

業界さまさまですね。

(どーだ、いいだろぉ!

2012年2月21日 (火)

やんごとなきかたのしゅじゅつ

やんごとなきかたのしゅじゅつが終わりましたね。

医師団へのインタビューを聞いていると、マスコミは、さぞや緊張したのでは?という論調でのものが多かったようですね。

いつも思うのですが、手術(執刀)の緊張感と、スポーツ選手の例えばオリンピックの緊張感って何が違うのだろうと考えてしまいます。大体、後者のほうは、失敗を引き起こすものですが、前者では、まず緊張で失敗なんて、ありえないと思うからです。

小・中学高の頃は、これでもスポーツばかりやっていて、陸上で県大会へ行ったり(短距離やってました、カルビン・スミス命)、バレーボール(9人制ではセンターやってました。猫田さんに教わったこともあります。ザイチェフ、ロウヘイの時代です。)や、少年野球(セカンドでしたね。ドイ選手にあこがれてました。)で、市の大会の結構いいとこまでいったことがあります。

団体スポーツのほうは、緊張感はあまり覚えていませんが、陸上の方は、心臓がバクバクで、大体、練習以下の記録だった記憶があります。チッ!

スポーツでの心臓バクバクの緊張感は、どちらかというと、学会発表(研究発表)に近いのですが、

学会のほうは、私は、緊張感が良いほうに働き、聴衆が多ければ多いほど、盛り上がって話が止まらなくなります。

つまり、スポーツの緊張感は学会の緊張感に似ていますが、前者はプレイによろしくない効果を惹起し、後者は良いほうに働きます。手術は、後者に近いですが、心臓がバクバクいってアドレナリンが出る感じでもないです。

極めて困難な手術の緊張感・・・・・勿論、今回の人のスペシャルな手術と、私たちの動物の手術は比べようもないのでしょうが、体験的には、手術の緊張感は、良いほうに働くような気がします。まさに集中力が高まるような感じです。

動作の一部始終を見られる見られない、体のどこを使うか、あるいは、動作に脳がどう関わるか(反射神経がどの程度関わるか)によって、緊張感が生み出す結果ってまったく違うんだと思います。故に、緊張という言葉も、様々だと思います。

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しかし、もし、今が明治憲法下だったら、どうだったのでしょうか?

昭和一桁の親父殿に聞くと、やはり、当時はカミサマだったそうですからね。カミサマにメスを入れるというのは、やはり、それは、緊張が・・・・・。う・・・・ん。

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インタビューを受けた医師団に、N先生という内科の先生がいらっしゃいました。20年前に、社会人になって民間の研究所に勤めていた頃、あの先生は、循環の研究分野ではスター(良い言葉が見つかりません)のような方でした。それ以前は、研究分野といえば、基礎系の人間ばかりでしたが、あの先生は、臨床家であり研究者でした。臨床家がこんな研究するんだ~っとびっくりした記憶があります。あの先生の話が聞きたくて、学会に参加していました(他のシンポジウムは無視して)。懐かしかったです。

おしまい

2012年1月25日 (水)

未来の生殖医療

先日書きましたが、野田聖子さんのTVプログラムは、かなりの反響があったようですね。よく観ましたか?って聴かれます。

生殖医療は、今回のTVのような卵子提供や代理母出産、もしくは、さらに洗練された医療で発展していくんでしょうね~。

前者に関しては、例えばインドなどは、商業的代理母を2010年合法化し、国策として生殖医療を行っています。

後者に関しては、どうなるんでしょうか?

クローンは、ジェネティック・エピジェネティックな遺伝子の変異を乗り越えられない様子ですし、iPSが今後生殖医療のメインストリームになるんでしょうか?

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現在iPSからは、造血幹細胞以外ならば、作ることが可能なようです。

ならば

同一固体から、卵子や精子も作れるはずです。

しからば、例えば、

●ある男性(XY)からのiPSで、

Yの精子と、Xの卵子を作って、受精させて男を作ったり、

Xの精子と、Xの卵子を作って、受精させて女性を作ったり、

●ある女性(XX)からのiPSで

Xの精子と、Xの卵子を作って、受精させて女性を作ったり、

することができるということです。

この場合は、クローンというのでしょうかね?一度iPSから生原細胞に戻すことによって、エピジェネティックな変異をリセットできれば、クローン技術と比べ、より健康な個体が誕生する可能性があります。

上記の場合は、

女性は女性しか生めませんが、男性の方は二つの性を生めるということになります。

おおおおお、男性優位じゃ~。

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と、野田聖子さんの番組で、少々気持ち悪い想像までしてしまいました。

ちなみに、日本人の死亡原因の第一位は、悪性新生物(いわゆるガン)と言われていますが、堕胎数も同程度です。しかも統計に表れない数字を入れると、堕胎数がガンによる死亡数を上回るかもしれません。要は、わが国では、受精以降をヒトと仮定した場合、堕胎による死亡が一位になる可能性があります。

2012年1月21日 (土)

科学バンザイ

野田聖子さんの子供の番組を観ました。

壮絶でしたね。

壮絶というのは見た目の話で、まあ、医療機械の多さなどはその『壮絶』という言葉を飾りはしますが、やっていることは生物学ですから、あまり驚きはしませんでした。

18世紀以前は、手術をすると魂が欠ける・・・といった、今考えると馬鹿馬鹿しい考え方が主流でした。その後、デカルトの精神と肉体の二元論によって、西欧医学は爆発的な進歩をとげるわけです。主体である精神を病気から守るために、少々の肉体的欠損(肉体への負荷)はしょうがないといった外科の発展です。

(魂はこの世からその存在を消し、精神と肉体が分離して残ったわけです)

なので、私的には、皮膚のイボとるのも、野田聖子さんの子供に対する医療行為も、同じです。それが、生物学の技術体系のなかで解決できるかどうか、という問題にすぎません。勿論、医療は、獣医療と違って、公共事業で、税金が入ってますから、一人の人間に対する税金の投入がどこまで可能か・・・という問題は、イボと、聖子さんの子供とでは区別されるべきだとは思いますが、そんなことは政治家が考えればいいことです。

つまりダラダラ書いてきて、何が言いたいかというと、

野田聖子さんの話は、ここまでできる現代医療・・・・という話の一つにすぎないということで、それをTVで放映することは、人類の科学の進歩をかいま見れて、とても励みになる。そして、やはり肉体というのは、医療行為に呼応した素晴らしい自己再生力を内在していて、素晴らしいということです。

そして、たとえこの子が不幸にも短い一生になったとしても、この子の対して行われた医療行為のデータは、次の子に生かされるわけです。それは私達も同じです。

そのようにして、全ての医療行為は人類の遺産になり、アップデートを繰り返し進化していきます。

ま、無神論者の私にとっては、科学技術ってやっぱり素晴らしいってことですね。科学技術のみが、人類の共同性を担保する最終兵器ってことですね~。

2011年12月 9日 (金)

ペットショップ

ペットのケージでの展示が、夜間、制限されるようですね。先ごろ、国は、広く一般からペット業界に対する意見を集めてましたから、その結果を反映しての今回の法的な処置?もしくは業界ルールの策定でしょうか。

まあ、少しは前進でしょうが・・・。

少しは・・・・・というのは、今回の意見集約結果をみても、国民側、国側もあんまり業界の実態を知らないという感をぬぐえないからです。

ケージで展示・販売するのはストレスフルで可哀想だというのは、まあ、そうなのですが、

ショップの問題の根本は、そんな事よりも、

多くの(100%とは言いませんが)ペットショップは、今や町の伝染病(パルボなど)の感染源で、実際、皆さんが思っている以上にショップ内で、ショッチュウ、ペットが死んでいるという実態の方なのです。子犬の死亡率が高い上に、ショップはペットホテルや、トリミングハウスも併設しているところが多いので、健康なペットにも病気を撒き散らしています。

ペットショップを擁護するつもりはありませんが、ショップ側とて、既に感染症に罹患した生体を業者にもってこられては、どうすることもできません。感染症は目には見えませんし、潜伏期間もジステンパーでは1ヶ月ありますからね。原因も解決方法もわからず、目の前でバタバタ・・・・決して大げさな表現とは思いません・・・・死んでいくペットを見て、ショックをうけているショップ店員も私は知っています。某ショップの店長にも話を聞いたことがあるますが、彼らだって相当悩んでいるようでした。

生体がバタバタ死んでいる実態をどうしたら良いかは私にはわかりません。結局、業界のことは業界の自助努力によってしか解決しないと思います。携っている人々のなかから何かの動きが出るしかないと思います。

あのガラスの向こうで飼主を待っているペットは、実は、そのような環境で生きているのだということは知っておいて下さい。

ペットショップへいくと、必ず生体を触る前に消毒させられますよね~。あれはジョークですよね。だって、どちらに感染源があるか・・・・・!

ショップで生体を触ったときは、必ず後で消毒しましょうね。当院には何人かショップ関係者の方々が通っていますが、そのような方には、仕事の後は、服を代えてシャワーしてから自宅のペットに接するように指導しています。

2011年11月16日 (水)

石鹸で重症アレルギー

ユウカ・茶の湯石鹸で、重症の小麦アレルギーが惹起されたというニュースを見た方も多いと思います。

この事件は、

小麦成分入りの石鹸を頻回に使用することによって(石鹸ですから毎日ですよね~)、ある日突然重症の小麦アレルギーになったというもの・・・・。植物・食物系のアレルギーは、一度重症化すると、おそらく当面・・・・・いや場合によっては、二度とその物質(今回は小麦)を食べることができなくなります。

かわいそうに・・・・。

世間には、シャンプー、石鹸、化粧品、芳香剤など、様々な生活関連分野の商品で、植物系はナチュラルだから安全!・・・・・みたいな広告が氾濫していますが、

今回分かったように、安全の本質は、ナチュラルではなく、いかに科学的に安全性を追求した物質であるか・・・というところにあります。

私も、某有名消臭剤で、ダックスのアレルギーを数回経験したことがありますが、それは麦の成分由来でした。

いわゆる化学物質は、安全性試験が行いやすいのですが、植物系物質で起こるアレルギーは、個体差が大きく、安全性試験でも網羅できません。

植物系だから安全? 馬鹿言っちゃいけません!

(体につける商品を選ぶコツは、研究所も持つメーカーで、息の長~い商品であるかどうか・・・です)

2011年11月 2日 (水)

オリンパス騒動

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オリンパスが大騒動になってます。ジャイラス社買収時の不透明なお金の流れがその原因とのこと。

日本の医療業界には、世界に冠たる医療機器創造メーカーがあります。特に検査機器分野に関しては、内視鏡のオリンパス、エコーの日立・アロカ、心電図のフクダME、デジタルレントゲンのフジなど、非常に優れている研究者を要するメーカーが多数あります。

その一角、オリンパスに大騒動ですから、おどろきです。

しかも今回の騒動中心のジャイラス社は獣医業界には多大な貢献をしていた会社です。

写真は、ジャイラス社が開発した、PKシステムという、手術で使用する高度医療機器です。この機器は、血管を縛らずに血を止められるので、出血のリスクや血管を縛る手間が省かれるために、手術時間の短縮、リククの低減などにつながります。

もちろんこの機器はヒトの手術でも使用しますが、どちらかというと獣医領域の販売台数が増加した珍しい機器でした。

数年前にオリンパスが、このジャイラスを買収するというニュースが業界を駆け巡った時は、驚きました。オリンパスがいよいよ獣医業界の外科分野に進出か!と思ったものです。実際の買収理由は、ジャイラスが持つ血液凝固のテクノロジーを内視鏡に使いたいという理由だったと記憶してます。

生命科学・・・医療の世界は、21世紀に残された、発見、興奮、驚きがある数少ないフロンティアの一つです。マネーゲームや金儲けで汚さないで欲しいです。

それにしても、今回の騒動で登場するお偉いさんの顔!顔!顔!・・・・ジョブスと比べてごらんなさいよ~。みーんな、自社製品のこと知らない顔のような気がしませんか?あの方達、内視鏡や超音波メス(オリンパスの外科機器です)操作できるのかな~。ジョブスは自社製品を熟知してましたよ!21世紀の会社のトップは研究者出身じゃないとだめっすね。

2011年10月 1日 (土)

千葉の放射線

文部省がようやく関東圏の放射線汚染マップを公表してくれました。

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1910/2011/09/1910_092917_1.pdf

ペットを外飼いしている少なからずの飼主に放射線の質問を受けましたが、わが街に関しては、一応、これで『ホッ』としてもいいかな~と思います。

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実は、

あの原発事故のあと、東京・千葉の一部では、医療機関でレントゲンの感光騒ぎがありました。

どういうことかというと、

デジタルレントゲンを使用している場合に限られたようですが、福島から飛来した放射性物質の一部が人体に付着し、その物質が人とともに院内に運ばれて、レントゲン機器に飛散し、レントゲン画像に影響を与えたのです。レントゲンメーカーも対応に苦慮したと聞きました。

最近の政府・東電の事故後対応の一定の推移から想像するに、放射線濃度は減少する方向のはずですが、高濃度汚染地域の方々は、まだまだ心配ですね。

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それにしても、WHOが勧告したラドンの問題は、どうなんでしょうかね~。日本人のすきなラドン温泉って、体内貯留型のα線ですしね~。ピラミッドを発見した科学者がバタバタ死亡したファラオの呪い事件も、貯留した高濃度ラドンを吸い込んだからだという話もあるようですからね・・・。

似非健康ツールが大好きな日本国民ですが、この際、ラドンに関する科学的な結論を研究者には期待したいっすね。

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