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北森ペット病院


獣医療・動物病院

2023年1月21日 (土)

当院の自慢話

うれしいことがありました。


当院に関する、自慢話です。


当院のスタッフが、


なんと

米国獣医看護師協会認定獣医助手の免許をとりました。


Ava



毎週数例のケースレポートを米国の某獣医大に提出すること数ヶ月(当然英語です)。


成績が良いと、


受験資格を得ることができます。



その後、約1年当院で働きながら様々勉強をして


いよいよ試験!


150分で、100問の試験に75%以上の正解で資格取得になります。



約1年半かかりましたが、見事合格しました!


(今後は、試験による2年毎の更新となります)



日本にはそもそも無い資格ですし、日本で使用できる資格ではありませんが(米国ならばどこでもOK)、



習得した資格それ自体もすごいですが、


それ以上に、


米国の資格を、コツコツ勉強して習得した・・・・・その道のりに拍手ですね。



私と同世代の女性ですが、


やる気になったら、


年齢なんて関係ないですね。



日本人は、大学を出ると、系統的に勉強される方が本当に少なくなります。

そんなんじゃ駄目だよね!



米国みたいに、何歳からで人生に再チャレンジできる国じゃなきゃね!


人生100年だもの!


私もがんばらなきゃ。

2023年1月 6日 (金)

業界の為の仕事

オリンパスが手を引いて、

大変なことになっている我が業界の内視鏡分野。


現在、某商社に協力して、海外製の内視鏡を国内に導入すべく、努力中。



昨年は

4年かけて、

豪州の眼底カメラを、国内に導入でました。


うれしかったね・・。



齢をとると

個人的な事より


業界を少しでも良くするような仕事がしたくなるものですね。



海外からの内視鏡の国内導入


今年の仕事の一つの大きな柱なのだ。


2022年11月 7日 (月)

再度書きます・病院選び②

病院選びの追加

⑦ 素人ではなくプロに宣伝している病院

20年くらい前から、自分探しってワードが流行り始めたころから、みんな自分の事ばかりになりましたよね。そんなに自分が大事かね(笑)。


獣医療の問題は、

自分(の病院)をどうするかではなくて、地域の獣医療をどうするかです。だって、多くの病院って、現状、やってることは、90%は同じですからね(金太郎飴です)。


金太郎飴を、他の店舗より多く売るために、宣伝しているような病院が多いです。


HPやYoutubeでの発信をみても、

素人相手に、『俺ってこんなにすごい』ってくだらない内容ばかり・・・・。まるでプライドのない、素人相手に馬鹿話しかできないお笑い芸人みたい。


プロならば、プロにアピールするような発信が重要です。


そのような発信があると、

あそこの先生は、●●の技術が高いのでコンタクトをとって症例を紹介しよう

となり、地域医療が活性化します。


そんな先生方に、私はどれほど助けられているか・・・・。


個より、集団を良くしようとする病院がお勧めですね。

 

再度書きます・病院選び

昨月も約40人くらいの方の診察を、お断りしました。

獣医師の体調が悪く

当院は現在新患は受けていません、本当に申し訳ございません。



で、やっぱり、聞かれるんですよね~。じゃあ、どこに行ったら良いかって・・・・。


再度、書きますね(メールでの返信にも疲れています)。


悩んだ場合は、以下のような先生・病院を、ご提案します(あくまで提案です)。


① より若い先生

医学において、経験主義ほど、怖いものは無いです。今は、エビデンス主義ですからね。外科分野は、経験が必要じゃないかと思われるかもしれませんが、若い先生の方が、より高度な外科器具を使いこなしている傾向があります。幅広い最新の情報や機器に触れている、若い先生がお勧めです。


② エビデンス重視の先生

エビデンスは、今、医学系検索サイトPubMedで簡単に検索可能です。医学のようなIFの高いジャーナルはあまりありませんが、素人がネットで拾ってきた情報が、獣医学的な水準で意味があるのかどうかの判断くらいは、現場で求められる時代ですね。ようは、日頃、英語論文に浸っている先生がお勧めです。



③ 専門性のある先生

街の獣医療に貢献しようとすれば、自ずと、その地域で未だ解決できない分野を高めようという公共心が芽生えるはずです。得意分野や専門性がある先生は、つまりは、より地域に密着している獣医師ですから、お勧めです。



④ 高度医療病院との連携がある先生

全ての診療科を一病院でこなすことは、事実上不可能です。これは当たり前ですよね。外部機関とのつながりの多い病院がお勧めです。


⑤ HPのある病院

①~④を調べるには、HPが必要です。HPと医療技術は、まったく無関係ですが、HPが存在する病院で、HPの内容を吟味して病院を選択した方が、標準医療にたどり着き易いのではと感じています。ブログを読んで、先生との相性をみるのもいいですよ~。ちなみに私は、来院して欲しくない人を、遠ざけるように配慮してブログを書いていますね。HPのある病院、お勧めです。



⑥ 看護師が有能な病院

看護師の力って凄いですよ。獣医師の前では、緊張して、話せなかった事を聞きだしたり・・・そんな看護師は最強です。ちなみに、当院には看護師はいませんけど、現場力のある看護師がいる病院はお勧めです。



こんなところでしょうか?


私の素敵な仲間の獣医師・病院を思い浮かべながら、書きました。



2022年8月 5日 (金)

ポケットエコーの破壊力

お得意のエコーの話。


当院には、現在、据え置き式の世界最高のエコーマシーンが数台あります。


(ほぼ趣味の世界です)



最近ヒト人間の医療では、


聴診器よりも迅速エコー・・・というくらいに、簡単に体内をスキャンできるポケットエコーデバイスが話題です。



救急の現場、

往診、

介護、


の世界では


大きなマシーンよりも、


医師が手軽に持ち運べて、簡易にちゃちゃっとスキャンできるポケットエコーが、絶大なる力を発揮しているんですね~



というわけで、



エコー好きの私も、


使ってみました。


いや~すごい!


価格差20倍ですからね・・・・・。



ポケットエコーと、最新マシーンの比較

https://www.kitamori-ac.com/pocket-echo



往診しないけど


買っちゃおうかな~(笑)

2022年8月 1日 (月)

血尿

久々に、まともな獣医ネタです。


血尿について・・・・


一般の方は、

血尿というと、



真っ赤な尿を想像すると思います。

無論、それも血尿ですが、

 

私達は、検査に用いる尿検査試験紙レベルで、血尿をとらえます。




下記の写真は、

検査試験紙で、MAX(+3)の血尿なんですね。


Cimg0356 


血尿と言えば、まずは膀胱炎なのですが、


『おしっこの回数がいつもの倍以上だったけど、尿の色が普通なので、放置していた』


なんてのは、止めましょうね。



見た目の赤い尿は、アウトですが、


案外


見た目は普通の血尿もあるんですね~


2022年7月28日 (木)

困ったな~

開院して25年ですが、

こんなに忙しい1年は経験がないです。


新患はもう2年ばかりとっていないので、日々の睡眠時間が4時間程度は確保できるくらいには落ち着いてきましたが、手術は2カ月待ちの上、とうとう入院舎も満杯近くになりました。



恐ろしいことに、現在、コロナ渦(に加え、ウクライナの問題?)で、医療機器の生産・流通がズタボロで、例えば点滴機器が購入できません(獣医だからではなくて、医師も含めてです)。



私がお付き合いがある関東の動物病院も、状況は一緒で、ひっぱくしているところが、かなり出てきています。


コロナ渦で、


・ペットの飼育頭数が異常に上昇していること

・スタッフのシフトに影響が出ていること



もしかしたら


・異常な熱波


なども、影響しているかもしれません。



当面、飼い主にお願いしたいのは、


・無理に、新しくペットを飼わないこと


・誤飲・誤食/熱中症など、予防できるものは予防してください


・時間がとられるので、電話相談は止めてください



今日は休診日。


上述したように、入院の子の管理をしていますが、ふと外を見ると、こんなに暑いのに、浮浪者がごみ箱をあさっています。お互い、色々大変だよね。がんばって、生き延びましょう。

・・・・・・・・・・・・・・

そうそう、

コロナですが、

とうとう解熱鎮痛薬のカロナール(アセトアミノフェン)に出荷制限がかかりましたね。


カロナールが、

今までの様に簡単には手に入らない状況になったということですね。


需要(高熱の患者)と、供給(医師の処方)のバランスが崩れるほどに、



全国で、高熱の患者さんが増えているということ。



小児の熱性けいれんや、がん患者さんにも有用なので、ほんとうにこんな一般的な薬が出荷制限なんて衝撃です。



こういうときは、

互いに節度をまもって、

生活していきましょうね



2022年7月26日 (火)

怖い経験バイアス

長年この仕事をやってきて、

年々怖くなる、

経験バイアス。



あ、これ●●の症状だから、きっと△△病だから、××で治療だね・・・・って安易に判断するやつね。



経験を積めば積むほど、このバイアスは怖い。



これだけ世界が繋がり、


一瞬にして世界の最新論文を読める時代に、自分の経験なんて、実はとるに足らないものなんだよね。


(当院の顧客は、PubMed調べる方もいて、いや~怖いっす)



経験に似たものに、直観ってのがある

こっちの直観・・・・TVドラマで言う『刑事のカン』ってやつ・・・・・の方は、とても重要で、それを経験則に安易に落とし込むところに落とし穴があるんだよね。



若くて、経験の少ないのも困るけど、長年の経験の蓄積によるバイアスのトラップにかからないように精進する毎日が、結構大変です。

 

2022年7月14日 (木)

今日は、休診日でしたが、


馬のエコーと心電図の測定に、


乗馬クラブに行ってきました。


https://www.youtube.com/watch?v=k_9jTo1r2J4


当院は、医療器具を中心に診察に用いていますが、


最先端の医療機器を使うと、


数十グラムのハムスターから、数百キログラムの馬まで、昔では考えられなかった獣医療情報を得ることができます。



馬の世界以外にも


家畜の世界や

動物園

水族館




先端医療機器を使った、より高度な診療ができる時代になるといいですね。



(YouTuberになって、牧場や、動物園や、あそこや、●●へ行って、無断でエコーや心電図とるっていう動画上げたら、うけるかね・・・・・セクショナリズムが激しい業界なんで、正規に依頼すると、大体断られるんですよね・・・いぶかしがられるというか・・・・)



興味のある業界・団体さん、いつでもメールくださいね。


ちなみにこれは、蛇の心蔵

https://www.youtube.com/watch?v=GZurUEO8Nbo

 

イルカの心臓や、キリンの心電図・・・・とってみたいぞ

2022年7月10日 (日)

ちょっと絶望的に・・・

何度もアナウンスしていますが、


当院は、

顧客の異常な増加により

2020年頃より、

手術の予定が2カ月待ちとか、それに伴う体調の不安定の為、新患を受け付けていません。



現在、電話・メールも含め、

新患をお断りさせて頂いています(毎日1~5件程度)。



新患の受付再開を目指し、


2年間新患を止めて、なんとか、患者数を減そうと努力してきましたが(動物は当然死亡するので、その間、診察数は減ってくるはず)、なぜか最近、増々忙しくなってきました。


先週は、一時的に入院舎がいっぱいとなり、重症患者の対応もギリギリの状況になっていました。25年間、入院舎が満杯になることはありませんでしたので、呆然としてしまいました。


なんとかその状況は、現在解消しましたが、

冷静に考えると、


あと1年程度は、新患をうけられないのは間違いないと思います。


・・・・・・・・・・・・・

さて、

各動物病院のレベルというのは、動物病院間で非常に差があります。私からみても数割の病院は、技術的にひどいと思います。



私の病院のHPは、


研究の項目以外は、


獣医療のスタンダードを表現しています(医療からみたら、ひどいものだと思いますよ)。つまり、当然、当院よりも高度な技術の病院は多々あります。



過去10年の当院の顧客データを分析すると、


当院の患者数の異常な増加は、


明らかにHPの影響によるものです。


(下記は、年間新患数・・・HP設置で異常な増加)

Photo_20220710092701


とても分かりやすいデータでしょう?


つまり、


スタンダード的なことを普通にやっているよ~とHPで宣伝したら、スタンダードではないローテクな病院から患者さんが転院して来たということなんですね~。



当院HPを細かく見て頂くと


当院よりも技術的にはるかに優れた病院も掲載しているので、病院探しのポイントにして欲しいですね。

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