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北森ペット病院


獣医療・インフォームドコンセント

2023年2月 1日 (水)

情報を、如何にとるか

飼主さんとお話していて、

『ネットで色々情報をみるけど、何が本当の話かわからない』というやりとりが、本当に増えましたね。

 

何がfactか、わからない・・・・ということですが・・・・・・。


うれしいですね。

質問されるのは、プロとして、本望です。



実は、

(獣)医療情報というのは、

時間さえ頂ければ、簡単に調べることができます(もちろん、人間の医療と違って、あまり調べられていないのでよくわからないという結論も含めてですが)。


最近は

google先生や、DeepLがあるので、

苦手な分野も、

ある程度、短時間で調査可能です。


この前も、

ダックスの椎間板ヘルニアに針治療は推奨されるか・・・とかね・・・・。


2022年に米国でエビデンスが出ていて、

回答は・・・・、

まあいいか。


(これが探せる飼い主さんは、自信をもって良いですよ・・・)


今は、

一般の方がみる情報と、我々が探す情報では、そもそも見てる場所(情報が存在しているネット内の場所ね)が違うので、


両社間で、かなりの情報格差が出ますが、


あと10年すれば

AIが更に発達して


一般の方にも、factが簡単に手に入る状況になるんでしょうね~。


2023年1月 5日 (木)

本年もよろしくお願い致します。そしてゴメンナサイ。

本年もよろしくお願い致します。


そして、

以下、ごめんなさいです。


2年続けて、

体調不良等で、新患の受付をお断りさせて頂いております。

今年も、当面、それが続きます。



昨年は、毎日1~4件、年間300~400件程度、直接の来院、電話・メールでの診察のお問い合わせに対して、事情をお話させて頂き、診察をお断りさせて頂きました。


本当に、申し訳ございませんでした。


動物病院は、全科診療ゆえ、ただの食欲低下だと思われての来院が、いきなり緊急オペになることもあります。耳の痒みが、耳の腫瘍が原因ということもシバシバあり、軽症に見える病態も、最悪の事態を想定して、診察に望むのですが、


今の私達の状況では、無理をして診察を受け付けて、手術が、体調や、スケジュール的にできない・・・・なんて状況が、とてつもなく恐ろしく(実は1回ありました)


それが新患をSTOPしている理由です。



他院の状況も深刻で

コロナ渦が、

ペット飼育頭数を増やし、


多くの病院で、診察数の急増や、それに伴う手術日程の調整など、大変な状況と聞いております。


・・・・・・・・・・・・


ですが、

茂原地区の方には、良い話もあります。


我が茂原地区ですが、


噂では、


3~4人の、若い先生が、病院の事業継承や、代替わりで、新しい院長として診察をはじめる(はじめている?)と聞いております。隣接する地区でも、数件、新しい病院ができると聞いています。



この数年で、

地域の獣医療も、若い先生の台頭で、かなり活性化していくと思います。



若い先生方に、心から期待しています。


若い先生が、バリバリ診療して(そういえば、私も昔は20時間くらい働いてたな~)、負けちゃいられないな~くらいに私も元気を取り戻せたらな・・・・そういう状況を夢見ています。



というわけで、


重ね重ね、

診療をお断りした皆様方、ご期待にそえず大変、申し分けないです。



若い先生に期待して、


その後

なんとか新患再開できたら、いいな・・・・

 

 

2022年12月18日 (日)

自然を家庭に入れる

あなた、幸せですか?

と問われて、

YESと答える方が、その根拠に


・家族がいる
・友人がいる
・恋人がいる
・楽しい仕事がある
・お金がある
・趣味がある

を挙げる事が非常に多い・・・・という話を聞いたことがあります。


趣味を除き、

やはり、少し偏っている感じかしますね。


私達は、自然の中に生きているわけで、これらはあくまで、人間関係限定の話。



逆に言うと、

上記の項目の『いる』『ある』が、『いない』『ない』・・・もしくは関係が壊れたら、一挙に不幸せになるということです。



自然の中に人間がいて、人間関係が成立して、社会がある・・・・幸せは、人間関係からもそうですが、自然からも得られるような気がします

。人間関係限定の幸せのえかただけだと、ドン詰まりになるような気がします。



自然・・・・花鳥風月に幸せを感じられたら、どれほど、幸せの幅が広がるだろうと思います。


ペット飼育も、本質的には、そういう効用だと思います。



だから私は

ペットは家族という言い方

よりも

家庭にペットという自然が入り込んでいるという心持ちの立ち位置ですね。


ペットといると、それだけで幸せ

2022年12月11日 (日)

今年も一年が過ぎます②

今年も、1年が過ぎていきます。

思えば今年も仕事だけの一年でした。


昨日の続きです。


15年くらい前だったかな、

某所で、ある料理人と話している時に、何が気に障ったか、


『あんたらと違って、みんな好きで仕事してないんだよ、なあ、みんな』

って言われた事がありました。

ショックでしたね。


でも


そうなんですよね。


運よく

好きな仕事につけた私には

わからない何かが、人々には、日々あるんですよね。



仕事の本質は・・・・、


(ここから先は、大好きな哲学者N先生のお言葉から一部引用)


大部分の人は、仕事に報われないのであり、それにも関わらず続けざるを得ないところに『仕事とは何か』に対する問いの、地に着いたの答えがある。


運よく

好きな仕事につけたものには

そういった、仕事の本質は、所詮わからないんですよね。


料理人は、私にそういうことが言いたかったんですね。


(昔、インテリの左翼が、わざと日雇い労働者に身をおいていた理由も少しわかる)

 

本質に向けて、日々命を焦がす人々


本質論から離れて、とにかく負け続けても、それでも好き故に一流を目指さなくてはいけない私達・・・・・そして結局、高い確率で挫折して、嫌な人間になるのだが・・・・



(ちなみに、ウルトラスポーツエリートの様に、努力が比較的結果につながりやすい仕事で一生を終えると、複雑な精神構造の人間にはなれないと思う・・・でも反面、笑顔が超素敵になる・・・・)


でも結局、

仕事に関係なく私達は死ぬわけだから、


人生は不条理で終わる。


最後は一緒さ


あと3週間、がんばりましょう!

2022年12月10日 (土)

今年も一年が過ぎます

今年も、1年が過ぎていきます。

思えば今年も仕事だけの一年でした。


仕事と言えば、

獣医師の北森さん・・・

だいたい、このように紹介される私


現代社会は、出自や身分によってではなく、仕事によって、その人の値打ちが決まるような時代だから


(馬鹿馬鹿しいけどね)


獣医師の・・・と枕詞をつけて紹介される私は、私の存在ではなく、私の生業によって、世間から少し尊敬されているのかもしれない。


いや、

尊敬というよりは、


わがままに(ただただ自分の意思で)、生きがいを感じ、好きな仕事を生業にしている・・・ように見える


うらやましさかな?


でもね、

そのように見える仕事って、



例えば

医師、歯科医師、弁護士、芸術家、職人系・・・・・

なんかそうだけど



一流か、そうでないかで判断される仕事なんですよね・・・。


(だって2流の獣医師なんて言われたくない、絶対、嫌だ)

でも

私を含む、多くの関係者は、残酷なことに、

努力しても

努力しても

その職能の中の、めちゃくちゃ狭い限られた案件の分野でさえ、


TOPには立てない。

 

一流を目指して、目指して、目指して・・・・・皆な、皆な、挫折する仕事なんですよね。


自分に負けて

他者に負けて

負けて負けて

一流には成れず


でも、自分には才能がないはずはないのでは・・・・と、納得できない、葛藤の中で、今年も一年が過ぎました。


多分、

その葛藤がなくなったときが、リタイアなんでしょうね。


さ、あと3週間、がんばります。


2022年11月 1日 (火)

あのさーーー

あのさーーー

なんかさ、最近

嘘を垂れ流す

獣医系のユーチューバーが多くなったね(中には素人が獣医ずらして語ってるもんね)



以下は、私の言葉ではなく、尊敬する医師・イワケン先生のツイターでの呟き(を一部改変)



『論理学や統計学など、(獣医学)を考える際の基本的な方法を教わっていない人に、専門家に騙されてはいけませんよ~、自分の頭で考えましょうね~』 


って

笑顔で、動画流している輩って、

わりと、デマゴーグが多い。



自分で考えるのって、

しんどいのよ・・・・・


ほら、学生時代の自分の成績思い出してごらん(ここは、私の言葉・・・・私も大学受験はルーザーだった)!


初等教育の段階で、『自分の頭で考える方法』『批判的吟味』を教わってない大人になりそこねの中には、『自分の頭で考えようね』という陰謀論にコロッと騙される人が一定数いる。

その通り!!!!


皆さん、

全科診療の獣医師には、そりゃ得意・不得意科は、あるのよ


でもね

せめて標準医療を志向する、まともな獣医師に出会おうね

2022年10月22日 (土)

獣医の循環器は誤診・過剰診療が多い

獣医の心臓病って誤診・過剰診療が本当に多い。


例えば犬の場合は、

聴診で雑音が聴取されると、心臓エコーで、疾患の特定と、薬の処方のタイミングや種類を決めるわけだけど、



雑音の聴取だけで、

病名が決められ、薬を闇雲に処方されたり(されなかったり)している現状が目に余る。



心臓のエコーが可能な病院って、

う~ん、

10~30%(都市部と、田舎の差?)くらいかな?。



つまり70~90%の病院では、誤診や過剰診療がなされている現状が、体感的にはある。


獣医は全科診療が基本なので、不得意な診療科は当然ある。当院でもは、CT、MRIはないので、脳・神経関係疾患は、飼い主の希望があれば、初診から専門病院へ紹介する。

心臓病も、本来、そういう診療科なんだけどね・・・・。


なんとか、ならんかね。


2022年9月20日 (火)

少しうれしいことがありました。

HPを見て頂くとわかると思いますが、

私は

医療機器マニアなんですよね。


その私が、

2018年に豪州でみつけた眼科のある機器を、


日本の獣医学の進歩のために、国内で販売したくて、某商社に輸入を依頼していましたが、ようやく、この度、晴れて国の許可も正式におりて、輸入販売となりました。


4年かぁぁぁぁ


長かったね。



最近は、新規の患者も受け付けていませんが、

 

個々の顧客の要望に応えるのも当然獣医師の重要なお仕事ですが、獣医学全体に影響を与えるようなお仕事に、今後は、徐々にシフトしていきたいですね。



そうそう、茂原地区ではありませんが、近隣地域に新しい動物病院ができるようですよ!

 

https://compass-animal.com/

 

早く、開院しないかな~

(ちなみに、まったく知り合いではありませんので)


(毎日、数人の患者を断るのに、疲れています)

2022年9月13日 (火)

申し訳ないです

昨月は、

過去最高、50件の新患の診察をお断りしたしました。


電話、メール、実際のご来院でのお断り、大変申し訳なく存じます。


・体調不良

・手術が2ヵ月待ち

・研究業務

・一般的な動物病院とは違い、当院は地域密着型ではなく、特殊な遺伝疾患もターゲットに仕事をしており、県外・地域外に200症例近くいる遺伝病のペットの飼い主への対応(オンライン対応)


などでテンテコマイです。


現存の顧客のペットの健康を守ることで精いっぱいです。


なにとぞ、お許し下さい。

そして

2020年より、新患の受け付けはしていませんが、当面、それが続きます(新患診察の再開のめどは、まったくついていません)。


・・・・・


どこか良い病院を紹介してくれとの質問もしばしば受けますが、


● 検査機器が豊富

● 若い先生

● 外部と専門医との連携がある

● 英語が堪能


だいたい、このあたりが、まずは、ねらい目です。飼い主に寄り添う先生が、決して獣医として有能な先生ではありませんので、お気を付けください。


さて、獣医師は、獣医学をもとにペットの健康に奉仕します。獣医学は体系学で、誰のものでもなく、また、固定した概念ではありません。私が大嫌いな獣医師は、現在も皆で作り上げている途上のこの体系学を、自分で作り上げた完成形のように錯覚して、ペットの病気をさも自分だけで治しているかのような意味不明の尊大な態度をとる獣医師です。



身勝手な経験主義、

外部にクローズドな病院、

先端エビデンスが書かれた英語論文が読めない獣医師



大体、これらが、やばい病院のキーワードですね。

 

2年後くらいには、新患取りたいですね

 

2022年9月 5日 (月)

ほんと馬鹿の相手は疲れる・・・

コロナ渦で、

医者のなかにも、オカルト療法が好きな方が少なからずいることには驚きでしたが(と、この前書きましたが)、


医者にいるくらいだから、

動物の飼い主なんて、


さもありなん。


当院の顧客は、なかなか賢い人が多いのですが(戦略的にそういう方を残してきましたが)、中には、どうしようもない方もいるわけで、馬鹿の相手は疲れるわけです。


齢のせいだね(笑)。


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はい、これが、エビデンスの階層性です。


貴方が言ってること、5か6ですからね。


もう本当に疲れる・・。

私だって馬鹿なことは日常するのけど、あえて、馬鹿な飼い主ってあおるのは、命に関わることだからだね。そこのところだけは、伝わって欲しいね。


馬鹿な飼い主・・・昔は、TVで言ってたとか、雑誌に書いてあった・・・・が定番だったけど


今は、

YOUTUBEで言った・・・が定番。


もう、馬鹿馬鹿しくて・・

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